フィリピンとシンガポールはどっちが英語がよく通じるのか?

英語力

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アジアの国でも英語が良く通じる国というとシンガポールやフィリピンを思い浮かべると思います。

私が行った国ではマレーシアが次に英語が良く通じる国かなという感じ。

今回始めてフィリピンを訪れますが、英語の通用度に関しては、全く心配なくそれほどストレスを感じることなく旅行ができそう。

実際の通用度はどれくらいなのでしょうか?

シンガポールと比較してどっちが英語が良く通じるのだろうかいろいろ調べてみました!

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フィリピン人の英語力

オンライン英会話といえば、フィリピン人講師が大半ですが、それだけフィリピン人の英語力の高さを物語っているともいえます。

これにはフィリピン人の英語力が抜群に高いからというよりも、フィリピンの人件費が安いからという理由が大きいのはありますが。

まずこんな動画がありました。フィリピンの語学学校の講師が自己紹介をしています。


当然ながら英語上手いです!

訛りが少なめでアメリカンイングリッシュに近い感じでしょうかね。

シンガポール人の訛りの強めの英語と比べると、聞き取りやすいと感じた人も多いでしょう。

まあ概して語学学校の先生ははっきりと発音をして、聞き取りやすいものなのですがね。

この動画だけだと、なんとなくフィリピン人英語スゴイじゃん!と感じるかもしれませんが、当然ですがフィリピン人みんながこんな英語を話すわけではありません。

フィリピンは厳しい学歴社会

フィリピンの学歴社会は強烈です。

そんな社会ですから貧富の差が激しく、英語が話せる人と話せない人の差がとても激しいいです。

動画のように英語を流暢に話せるような人もいれば、片言の英語しか話せない人もいます。

観光客が訪れる場所は当然のように英語は通じますし、スーパーなどの生活の場でも英語を話せる店員ばかり。

一方でジプニーの運転手などは片言の英語しか話すことができず、単語を並べるだけという感じ。

同じフィリピン人でもかなりの英語力の違いはあります。

フィリピンは厳しい学歴社会なので、大卒の高学歴でもなかなか良い就職にありつけるわけではありません。

たとえ大卒でも、不本意な仕事に就く場合もあってか幅広い仕事にけっこうな高学歴な人が居ます。

そのため多くの場所でかなりの英語が通用する状況にもなっているのです。

シンガポール人の英語力

シンガポール人が話す英語を「singlish」と呼びますが、ちょっと訛りがあったりで特殊な英語です。

訛りが強めなので英語力がそれほどでもないと感じる人もいるでしょうが、シンガポール人の英語力は高いです。

街中でも、少なくとも観光客が多い場所はよく英語が通じます。

ただどこでも広く英語が通じるかというとそうでもなく、ローカルのホーカーズなどでは英語が話せないという人もけっこういます。

日本でも同じですが、英語が話せない大きな理由がひとつが必要性がないから。

日本では英語が話せなくても、それほど生活に困ることはありませんよね!

シンガポールでも同じで、ローカルで中国語だけしか話せないという人もいるようです。

シンガポールは中国系住民が主流ですし、中国系だけのコミュニティーに住んでいればまったく英語が必要ないですから。

昔、アメリカサンフランシスコのチャイナタウンでも、英語が全く話せないという中国系住民がいるということを聞いたことがあります。

チャイナタウン内で完結する暮らしなら、英語は特に必要のないものかもしれません。

英語が話せるかどうかは、英語の必要性がどれだけあるかが大きく影響しているわけですね。

シンガポールは英語が公用語のひとつ

シンガポールは4つの公用語がありますが、英語もその一つです。

シンガポールは多民族国家ですが、中国系、マレー系、インド系それぞれの言語が公用語です。

そしてさらに民族を越えて話せらる英語も公用語となっているわけです。

英語が公用語ですから、それだけ必要性が高く広い範囲で英語が通じるのがシンガポールなのです。

フィリピンも英語が公用語

フィリピンは多言語国家で、タガログ語と英語が公用語です。

フィリピンは9000万人の人が英語を話す、世界3位の英語人口の国という調査もあるぐらいで英語が広く通じます。

タガログ語が公用語ですが、すべてのフィリピン人の共通言語というわけではありません。

タガログ語はあくまでもマニラ周辺で話されている言語に過ぎません。

そのため違う島で住む人にとっては、タガログ語は通じませんので国民全体の共通言語ないというのがフィリピンの特徴でもあるのです。

また、海外で出稼ぎをして仕送りをするフィリピン人は多く、それだけ英語の必要性は高いのがフィリピンです。

結局どっちが英語が通じるの?

フィリピンとシンガポールではともに英語が公用語であり、英語の必要性はとても高いです。

そのため広く英語が通じるのですが、両国の英語力はかなりいい勝負という感じです。

ただ、シンガポールはすでに先進国の一つにもなっていますが、フィリピンの経済力はまだまだ発展途上。

この経済力の差が英語力にも影響していて、どちらが英語が通じるかということになると、僅差ですがシンガポールという事になりそうです。

フィリピンは広いですから、マニラ周辺と田舎など場所にもよるでしょうがね。

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