フリーランスと派遣のダブルワークは可能か? メリットとデメリット

メリットとデメリット

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自分の好きなことだけをして暮らしたいという人が増えていますが、セミリタイアやアーリーリタイアになるとそれなりの貯金が必要です。

たとえ貯金があったとしても、日々の収入がない中、貯金を切り崩していくのは将来の不安になります。

それに貯金を貯めるのには時間がかかりますし、貯まったときにはすでにけっこうな歳でしたら人生をとことん楽しむことはできないかも。

それなら、フリーランスとして好きな仕事を行いながら、自由な暮らしを実現できれば、セミリタイアのような生活を送ることだってできます。

私の例でいうと、ブログやネットビジネスをしながら自由に生活するという感じです。

旅行などで使ったお金ですが、情報を発信することで還元されるので出費自体が経費みたいなもの。

ただ、フリーランス開始直後はほとんど収入がない場合もあるでしょうから、その場合は他で稼ぐ必要もあるでしょう。

そこで候補に上がるのが派遣社員。非正規雇用は安定していないのでダメという世の中の風潮ですが、ダブルワークになると助かる存在です。

フリーランスと派遣のダブルワークについて、そのメリットとデメリットについて考えてみました。

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フリーランスと派遣はそもそも掛け持ちできる?

フリーランスは定期的な収入が約束されているわけではないので、生活が不安定になりがちです。

私のようにネットの収入があっても、グーグルの検索結果によっては明日は収入がゼロになる可能性だってあるのです。

そのためフリーランスにプラスして、定期収入が約束された派遣で働くことはメリットがあります。

でも、そもそもフリーランスと派遣は掛け持ちができるのでしょうか?

フリーランスで働きながら、派遣社員でも働くことは物理的には可能です。

例えば勤務日数が週2~3日程度の派遣契約の仕事であれば、週の半分を派遣の仕事、残りの時間をフリーランスの仕事に当てるということもできます。

法律的に両方で働くことは問題がありませんが、税務上の手続きが必要だったりします。

また、派遣社員でフルタイムで働けないため、なかなか希望の仕事が見つからないという別の問題もあります。

フリーランスと派遣の両立のメリット

フリーランスと派遣の両立のメリットですが、とにかく派遣社員で働くことで安定収入を手に入れることができる点です。

これは、アーリーリタイアは無理だけど、週2~3日の派遣社員として働く場合も、月にいくらか給与があることは、生活の安定と心の余裕にもつながります。

フリーランスだと確実な収入が約束されたわけではないので、この派遣の安定収入がとても助かるのです。

安定収入を手に入れることで、生活の不安も少なくなります。

フリーランスを始めた頃は、将来の心配が先立ち、なかなか気分良く仕事ができない場合もあります。

安定収入があったサラリーマンの方が良かったと思う人もいます。

でも少しでも安定収入があれば気分も全然違いますので、派遣で働くことのメリットにもなります。

安定収入以外に、いろんな経験ができることもメリットになります。

派遣の仕事がフリーランスの仕事に生きたり、派遣の仕事が生活に役立つ場合もあるでしょう。

ただ、このブログが目指す生活スタイルではありませんので、フリーランスと派遣の両立は、一時的な生活の安定のためとして行うべきです。

社会保険に加入できるかもしれない

派遣社員としてどれくらい働くかにもよりますが、場合によっては厚生年金や健康保険などの社会保険に加入できることもあります。

フリーランスは、年金は国民年金、健康保険は国民健康保険にそれぞれ加入することになります。

国民年金は基礎年金というもので、厚生年金と比べて将来もらえる年金の額が少なくなります。

国民健康保険は前年の収入によっては、信じられないような高額の保険料を払わなければいけない場合もあります。

また、少ししか働いていいないのにこんなに保険料を払うのという気持ちにもなるぐらいになったりします。

例えば前年フルタイムで働いていたような人は、高額な国民健康保険料(もしくは健康保険の任意継続)の支払いを回避するために派遣で働くメリットもあります。

人との接点を持てる

フリーランスで働いたり、セミリタイアで暮らしていると人との接点がほとんどないという場合もあります。

私のようにブログで稼ぐ場合も、家で記事を書いている時が多いので、人との接点はとても少ないです。

そんな生活でも、派遣社員で働くことで人との接点を持てますので、人によっては楽しく過ごせるのではないでしょうか。

人と接点がないと、どうしても偏った考え方になったりしがちですから…。

節税になることも

フリーランスと派遣兼業で働くことによって、派遣の仕事は給与所得控除で所得を抑えることができます。

また、兼業のフリーランスの仕事が事業所得として認めてもらえるのなら、損益通算で派遣の所得から本業の赤字を相殺することができます。

そうなれば総所得が少なくなり、結果的に節税になり、手取り収入が増えることにつながりますね。

派遣の収入以上のメリットになる場合もあるでしょう。

フリーランスと派遣の両立のデメリット

フーランスと派遣を兼業で働くことでどんなデメリットがあるのでしょうか? まず兼業で働くことで、ほとんど正社員と変わらない時間働くことにもなりかねません。

そうなると、何のために会社を辞めたのかが意味がわからなくなってしまいます。

スケジュール管理が難しく好きなことができなくなることも….

派遣社員で働いて、なおかつフリーランスで働くことでスケジュールの管理が難しくなります。

私のようにブログで稼ぐ場合は、それほど問題がありませんが、顧客のいるフリーランスの場合は顧客の都合にも合わせないといけませんから。

そうすると、仕事がある時に集中したり、夜中まで仕事をしたり十分に休めない場合もあったりします。

こんな状況なら、もしかして「会社なんて辞めるべきじゃなかった」という気持ちになるかもしれませんね。

また、私のように旅行を楽しみたいという場合なら、派遣社員で働くことで、長く旅行ができなくなるという問題もあるでしょう。

この点は、働く曜日を火水や火水木など固めて派遣で働き、フリーランスの仕事を休むなど調整をすればなんとかなりますが、なかなかそう上手くもっていくのも難しいかもしれません。

まとめ

好きな事をしたいために会社を辞めたのであれば、できるだけ自分の時間が削られない方向で考えたいところです。

フリラーンスで好きな仕事をしながら生活するのは悪くないと思いますが、それに合わせて派遣の仕事となるとちょっと負担も大きいかなという感じはします。

生活の安定を考えて、週2~3日の派遣やアルバイトで働くことも、その仕事が苦痛にならなかったり、楽しみながらできるということであれば、社会保険や節税、人との接点を持てたりと、かえって良い面もあったりします。

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