マリオット・SPGの会員制度「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」ポイントの貯め方と使い方

マリオットボンヴォイ

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界No.1のホテルグループの「マリオット」には「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」という会員制度があります。

会員になることでの特典もあるのですが、たくさん宿泊をすること、多くのポイントを貯めることができ、特典も良くなったりします。

マリオットは、SPGやリッツ・カールトンと統合したことで、会員制度が少し複雑と思われがちな「Marriott Bonvoy」について詳しく解説をします。

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Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)とは?

「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」は、世界最大のホテルグループ「マリオット」の会員制度です。

入会は誰でも可能で、入会金や年会費などの費用はかからず無料で登録をすることができます。

無料で登録できるのですが、以下のような特典がありますので、家からずっと出ないという人でなければ、入会をしておきましょう。

  • 客室内無料Wi-Fi
  • 会員限定料金
  • SPG/マリオット/リッツカールトンの宿泊でポイントを獲得可能
  • 貯めたポイントを無料宿泊などの特典に即座に交換
  • モバイルチェックイン/チェックアウト

 

登録はフロントでできますし、インターネットなら簡単に入会できます。

マリオット・インターナショナルは、ライバルグループであったSPGと統合したこともあり、圧倒的な規模の世界最大のホテルグループです。

その規模ですが、127の国と地域に広がる29ブランド、6,700軒を超えるホテルおよびリゾートに及びます。

こちらが世界のホテル一覧です。

ホテルディレクトリー

日本にも40軒以上のグループホテルがあり、今後その数はどんどん増えていきそうな勢いです。

ホテルのジャンルとブランド

マリオット・インターナショナルグループのホテルには、いくつかのジャンルに分けられたホテルブランドがあります。

ジャンル 詳細 ホテルブランド
ラグジュアリー この上ないサービスとアメニティを提供する最高峰のホテル
  • ザ・リッツ・カールトン
  • セントレジス
  • JWマリオット
  • リッツ・カールトン・リザーブ
  • ラグジュアリーコレクション
  • Wホテル
  • エディション・ホテル
プレミアム 洗練され、心遣いの行き届いたアメニティとサービスを提供するホテル
  • マリオット
  • シェラトン
  • マリオット・バケーション・クラブ
  • デルタ・ホテル
  • ルメリディアン
  • ウェスティン
  • ルネッサンス・ホテル
  • ゲイロード・ホテル
セレクト 比較的手頃な価格で泊まれるホテル
  • コートヤード・バイ・マリオット
  • フォーポイント
  • スプリングヒル・スイート
  • プロテア・ホテル
  • フェアフィールド・イン&スイート
  • ACホテル
  • アロフトホテル
  • モクシー・ホテル
長期滞在 自宅のようにくつろげる長期滞在向けのホテル
  • マリオット・エグゼクティブ・アパートメント
  • レジデンス・イン
  • タウンプレース・スイート
  • エレメント
コレクション 個性あふれる際立ったデザインのホテル
  • オートグラフ コレクション・ホテル
  • デザインホテル
  • トリビュートポートフォリオ

非常に多くの異なったイメージのあるホテルブランドがありますから、ライフスタイルにピッタリのホテルが見つけやすいですね。

ポイントの貯め方

ホテルの会員制度に入会するのに、ポイントが貯めたいのでという人は多いと思います。

では、「Marriott Bonvoy」のポイントはどのように貯められるのでしょうか?

「Marriott Bonvoy」に会員登録をし、対象ホテルに宿泊をすることでポイントを貯めることができます。

どれくらいポイントが貯まるかというと、対象となる客室の支払金額1米ドルにつき、原則として10ポイントを獲得できます。

ただし、以下のホテルは例外です。

  • レジデンス・イン、タウンプレイス・スイート、エレメント:1ドルあたり5ポイント
  • マリオット・エグゼクティブ・アパートメント、ExecuStay:1ドルあたり2.5ポイント

簡単にいうと長期滞在型のホテルはポイント還元率が低いというわけですね。

基本のポイントして、1米ドルにつき10ポイントが貯まるのですが、会員ランクによるボーナスポイントもあります。

「Marriott Bonvoy」の会員ランクは、メンバー、シルバー、ゴールド、プラチナ、チタン、アンバサダーの6段階。

俗にいうと平会員のメンバーには宿泊時のボーナスポイントはありませんが、シルバー以上のエリート会員にはボーナスポイントが加算されます。

それでは、エリート会員にはどうすればなれるのか? どのような特典があるのでしょうか?

エリート会員制度

「Marriott Bonvoy」の一番のメリットがエリート会員制度です。

エリート会員になることでさまざまな特典を受けることができます。

お得意様に対して、手厚いサービスをしてくれるということですね!

エリート会員になるために必要な条件

エリート会員になるためには、1暦年(1月1日~12月31日)の間に、グループのホテルにこれぐらい泊まる必要があるのです。

会員クラス 宿泊日数
シルバーエリート 10~24泊
ゴールドエリート 25~49泊
プラチナエリート 50~74泊
チタンエリート 75~99泊
アンバサダーエリート 100泊以上

一番上のアンバサダーの100泊なんて、「ほとんど家にいてないやん」という感じですね。

ゴールドエリートでも、最低25泊が必要で、1ヶ月に平均2泊しなければなりません。

出張が多いビジネスパーソンでなければ、なかなか難しい条件です。

ただ、ゴールドエリートであれば、誰でも簡単になることができる裏技があります。

エリート会員の特典

「Marriott Bonvoy」のエリート会員になると、以下のような特典が得られます。

特典/会員ランク メンバー シルバー ゴールド プラチナ チタン アンバサダー
客室での無料インターネット
会員料金
モバイル チェックイン
完全予約保証
滞在毎のボーナスポイント 10% 25% 50% 75% 75%
優先レイトチェックアウト 14時 16時 16時 16時
エリート専用予約ライン
ウェルカムギフト ポイント ポイント or 朝食かアメニティ
客室アップグレード ○(スイートルーム含む)
ラウンジへのアクセス
無料朝食 選択可 選択可 選択可
年間チョイス特典
48時間前予約保証
アンバサダーサービス
Your24

目指したいのは、ゴールド以上。できればプラチナエリート。

より特典としてうれしいのは、客室のアップグレード、優先レイトチェックアウト、ラウンジアクセスです。

客室のアップグレードは、仮に一番安い部屋を予約したとしても、プラチナ以上だとスイーツルームだってありえるわけです。

そんなゴージャースな部屋で、午後4時まで滞在できれば最高ですよね!

旅行で夜の飛行機なんて時は、部屋に荷物を置いて観光するなんて事もできます。

しかもラウンジアクセスまでつくと、ホテルによってアフタヌーンティー、カクテルタイム、朝食など利用できますからね。

エリート会員の特典を楽しむためにも、早めにエリート会員になりたいところです。

エリート会員に早くなるには?

「Marriott Bonvoy」のエリート会員になるためには、グループホテルにたくさん宿泊することが必要です。

ただ、エリート会員に早くショートカットしてなれる方法はあります。

SPGアメックスならすぐにゴールド

SPGアメックスカードを発行すると、マリオットボンヴォイのゴールドステイタスが自動的に付帯されます。

ゴールドというと、25泊もした常連客と同じように扱ってくれるわけです。SPGアメックスを作るだけでです。

年会費は33,480円とたしかに高額なのですが、日常の買い物でも100円につき3マリオットボンヴォイポイント貯まります。

ポイントがザクザクと貯まって、貯まったポイントでさらに無料宿泊だってできます。

なんかホテルを使った錬金術のような話しですが、クレジットカード1枚で実現できます。

ただ、ゴールドよりは、スイートルームへのアップグレードやラウンジに入れるプラチナの方がやっぱり良いですよね!

私はアップグレードはそれほど興味が無いですが、ホテルの美味しいものを飲み食いできるラウンジは最高です!!

特典がうれしいプラチナエリートへのショートカットする方法もあります。

マリオットプラチナチャレンジ

マリオットゴールドなどの会員が一定の条件を満たすことで、プラチナエリートに早くなる方法が「マリオットプラチナチャレンジ」です。

プラチナになるには、通常は1月から12月までの1年間で50泊以上が必要です。

一方、プラチナチャレンジなら、最長4ヶ月の間に16泊をすることでプラチナがゲットできます。

1泊1万程度の宿泊だと、およそ16万円の出費でマリオットプラチナエリートになれるわけです。

今後の受ける特典を考えると、十分に美味しいですよね!

ぜひチャレンジしてみてください。

マリオットボンヴォイポイントの使い方

マリオットボンヴォイポイントの主な使い方は、以下のようなものがあります。

  • ホテル無料宿泊
  • キャッシュ+ポイントで宿泊
  • 客室のアップグレード
  • 航空会社のマイルに交換

 

ホテルで貯めたポイントはホテルで使うのが一番オトク度が高いと言われていますから、一番はホテルの無料宿泊を狙うべき。

また、航空会社のマイルは、JALやANAも含む40社以上の航空会社のマイルに3ポイント=1マイルで交換できます(一部航空会社を除く)。

少しレートは悪いですが、ビジネスクラスなどを利用すれば、1マイルの価値はグ~ンと上がるのでお得になる場合も。

泊まるホテルやシーズンにもよりますが、基本的には無料宿泊(キャンペーンで少ないポイント数で泊まれれば最高)かマイルの交換がオススメ。

まとめ

マリオットの会員制度「Marriott Bonvoy」について詳しく解説をしていきました。

当面目指したいのは、特典も魅力のプラチナエリート。

少ない予算で宿泊数を稼ぐために、中国やマレーシアなど宿泊レートの安いホテルで、旅行+投資として宿泊するのも良いでしょう。

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2 件のコメント

  • はじめまして。詳しい説明ありがとうございます。さっそくSPGカードの入会を検討しようと思います。そこで聞きたいのですが、部屋のアップグレードは、例えば最も安い眺望なしと記載された部屋を予約しても、空いていれば、高層階にアップグレードされるのでしょうか?よろしくお願いいたします。

  • しげんさんコメントありがとうございます。

    はじめまして。こちらこそお読みいただきありがとうとございます。
    仰る通リで部屋のアップグレードは、たとえ一番安価な部屋を予約していても、空室状況によって高層階などにアップグレードが期待できます。

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