日本人は英語が苦手。
自他共に認めれるこの事実。
多くの日本人は英語が話せないし、苦手意識を持っていますし、外国人からも日本人は英語が話せないというイメージを持たれています。
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英語・英会話はそもそも難しいのか?
そもそも英語・英会話は難しいのしょうか?
英語は中学、高校、大学と長い時間をかけて日本人のほとんどはまともな英会話がみについていません。
特に外国人とコミュニケーションを取るべき英会話については、さっぱりダメです^^;
それだけ英語を長く勉強したにもかかわらず、まともに英語でコミュニケーションも取ることができないわけですから英語は難しいとも思えます。
でも本当に英語・英会話は難しいのでしょうか?
英語・英会話は国際語
英語・英会話は世界の様々な国や人々に話される国際語という位置づけになっています。
国際語としての英語の位置づけは昔よりもより強くなってきています。
「フランス人は英語が苦手」というのは有名な話しですが、たしかにもう20年以上前の話しです、中国で会ったフランス人は超絶に英語が下手でした^^;
また、イタリア人も英語が苦手というイメージが強いですが、私が泊まっていたニュージーランドのゲストハウスでこんなアナウンスが流れました。
「英語がまったく通じないイタリアンが来たから誰か通訳に来て!」(笑)
英語が下手というと日本人、ともよく言われますがフランスやイタリアも負けず劣らずだったのです。
しかも地元にどっかりと住み続けるローカルな人ではなく、少なくとも個人で海外に滞在しようという人でです。
しかし、そんなフランス人やイタリア人もなかなか見かけなくなり、出会う人はみんなけっこう英語が上手いんです。
たまたま私の周りで、出会う人がそうだっただけかもしれませんが…。
お隣韓国の英語力は上昇
英語が下手というと、日本の隣国である韓国も定番で、以前は日本人といい勝負でした。
しかし、最近は韓国の英語力がかなり上昇してきています。
特にスピーキング力は、日本人と比べるとかなりレベルが高くなっているのが現状です。
「韓国人の英語力が高い」理由とは…?
「日本人の英語力が低い」理由と合わせて、紹介しています。https://t.co/Dgu15egURh#RareJobEnglishLab #レアジョブ #英会話
— RareJob レアジョブ英会話 (@rarejob_jp) December 14, 2016
韓国の英語力が上昇した背景には、小さい韓国市場というのが大きな理由です。
韓国の人口は約5100万人で日本の半分以下、国土も約10万平方kmと日本の3分の1にも満たない規模。
つまり、韓国の市場は小さいわけです。
日本語を流暢に話す韓流スターが多いのも、韓国市場が小さいため市場を外に求めないといけないからですね~
韓国市場が小さく、自ずと外へ目を向ける必要が出てきて、韓国経済は対外依存度が高くなっています。
対外依存度が高くなれば、それだけ交渉のための英語力が必要になり、韓国人の英語熱はヒートアップして英語力も急上昇しています。
韓国例でもわかるように、英語が国際語だからこそ韓国の英語熱はますます上がっているのです。
難しい言語は国際語としては不向き
世界の人々が話すような国際語になるには、難しい言語は不向きです。
難しい言語だと多くの人が挫折をしてしまうだろうし、多くの人が話さないと国際語にはなりづらいですからね。
そして英語がこれだけ世界の人々に話せられるようになったのは、英語自体がそれほど難易度が高くないのも理由の一つになっています。
英語がそれほど難しくない理由に、覚えることが少ない点が上げられます。
英語はアルファベット26字で書けてしまいます。アルファベットを覚えればそれをアレンジすることで単語を覚えていけますね。
一方日本の漢字は数千にも及ぶといわれています。
漢字もたしかに部首を覚えれば、パターン化できて覚えやすいですが、それでも日本語を母語としない人にとっては、とても高いハードルです。
英語の覚える量とは桁違いの努力が必要です。
単語だけでなく英語の文法も他の言語と比べると易しめで、大学時代に習ったドイツ語やフランス語の名詞に女性名詞や男性名詞があるのと比べると英語は単純です。
他の言語と比べると簡単でシンプルな英語は国際語としての資質があるのです。
日本語と英語はあまりにも違うので日本人にとって英語は難しい
国際語としての資質がある英語ですが、日本語と英語はあまりにも違う面があるので、難しいともいわれます。
たしかに、英語に似た言語の西欧の人が英語を学ぶのと、日本人が英語を学ぶのではそのハードルの高さは違うでしょう。
だから英語・英会話は難しいと思われがちですが、多くの日本人が思っているほど英語は難しくありません。
自意識過剰が英語の上達を阻む
そして英語や英会話が難しいと思われている理由、英語そのものよりも実は日本人の気質によるところが大きい。
それは、受験勉強や学校や家庭教育で培われてきた○☓の2択の意識。
つまり、○なら良いが、☓ならダメ、間違いはカッコ悪いという自意識過剰な点。
そのため、日本人は英語を話す時も無意識に間違ってはいけないと思い、正しい英語を話そうとします。
あまりにもこの気持が強くなるとどうなるかというと、実力が低いうちは言葉が出てこなくなります!
だって正しい英語なんて話せないわけですから。
英語、特に英会話は使ってなんぼという側面もあり、どんどん使うことで上達をします。
そして、間違いを恐れて英語を使うのを躊躇していれば、いつまでたっても英語は上手くなりません!
相手を思う気持ちがあれば下手な英語でも大丈夫
発音は大丈夫? 文法は?
間違った英語を話して、相手は私のことを馬鹿と思わないだろうか?
そう思うのも仕方ない面もありますが、あまりにも自意識過剰ですと楽しい雰囲気は作れません!
たとえ下手な英語でも、相手にしっかりと伝えたいという気持ちがあれば、身振り手振りやいろんな単語を屈しして伝えようとするものです。
また、相手の国のことや、文化、風習などを知りたいという気持ちがあれば、そんな人に相手も見下したりなんて決してしないはず。
私は現在留学生を相手にする仕事をしていて、良く彼らと話しをしますが、決して英語が上手いわけではありません。
それでも彼らが日本の不慣れな生活を少しでも助けたい気持ちと、相手のことをもっと知りたいと思って接しています。
かなり心を開いて話しができる関係もできてきて、仕事をしながらどんどん英会話が上達していっているのが実感できています。
間違ってもまったく問題がないので、あまり気にせず英語を話していけば、英会話は決して難しいわけではありません。
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