マリオットのステータスマッチが話題になっていますが、今年初め一時プラチナチャレンジが休止になってプラチナになることはトーンダウンしていました。
またIHGにしても先日こちらに宿泊をした時にゴールドエリートを獲得をして、プラチナを目指さずこれで十分かなと思っていました。
ところが今回のステータスマッチで悩みに悩みましたが、登録をして結局修行することに。
マリオットのステータスマッチの方法、登録することに心変わりした大きなメリットと多少のリスクについて感じたことを紹介します。
Contents
マリオットステータスマッチのメリット
マリオットステータスマッチによってゴールドエリートやプラチナエリート資格を体験できるわけですが、そのメリットを紹介します。
マリオットの会員制度「マリオットボンヴォイ」ですが誰でも入会はできますが、会員ランクによって以下のように扱いに差があります。
会員ランク | メンバー | シルバー | ゴールド | プラチナ | ||
---|---|---|---|---|---|---|
年間必要泊数 | 10泊 | 25泊 | 50泊 | |||
客室での無料インターネット | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
会員料金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
モバイルチェックイン | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
完全予約保証 | ○ | ○ | ○ | |||
ポイントボーナス | +10% | +25% | +50% | |||
優先レイトチェックアウト | ○ | 14時 | 16時 | |||
エリート専用予約ライン | ○ | ○ | ○ | |||
ウェルカムギフト | ポイント | ポイント or 朝食 or アメニティ | ||||
客室アップグレード | ○ | ○(スイートも含む) | ||||
ラウンジへのアクセス | ○ | |||||
無料朝食 | 〇(選択) | |||||
ルームタイプの保証 | ○ | |||||
年間チョイス特典 | ○ |
注目をして欲しいのは、
ポイントボーナス、優先レイトチェックアウト、ウェルカムギフト、客室アップグレード、ラウンジへのアクセス、無料朝食あたり。
この特典がけっこう強力で、ポイントがたくさん貯まったり、夕方近くまでホテルで滞在できたり、ラウンジで飲食、ホテルの美味しい朝食が無料で食べられたりするわけです。
また、SPGアメックスで手に入れられるゴールドエリート資格でも特典豊富なのですが、その上のプラチナと比べるとこんな大きな違い。
プラチナ>>>>ゴールド
マリオットも餌をまき、なんとか多く宿泊をしてもらおうと画策しているのですが、年間必要泊数の25泊と50泊の差ってかなり大きいんです。
そこでステータスマッチでとても少ない宿泊数でプラチナをゲットできるチャンスなわけです。
ゴールドはそもそもSPGアメックスに入会すれば自動付帯なので、あまり意味がないので魅力は少なめ。
マリオットステータスマッチ2020のルール
マリットステータスマッチ2020ですが、登録はWEBでこちらのページです。
基本的なルールはこんな感じ。
対象者はマリオットボンヴォイの一般メンバー、シルバーエリート、ゴールドエリート
ヒルトン、ハイアット、IHG、アコーのエリート会員が対象
ステータスマッチ承認後90日間ゴールドまたはプラチナ資格を体験
90日間にプラチナは15泊、ゴールドは5泊を達成すると2022年2月までそのステータスが延長 →ポイントで宿泊は不可。有償での宿泊が対象
ステータスマッチの利用は1度だけ
注意点としてはヒルトン、ハイアット、IHG、アコーのエリート会員のすべてがステータスマッチされるわけではありません。
また、必要な手続きをしてもステータスマッチが承認されなければなりません。
申請後、10営業日までに返事が来るようになっていて、無事承認されれば24~48時間後にゴールドまたはプラチナステータスへ表示が切り替わリます。
その後90日間マリオットのエリート資格を体験できるわけです。
マリオットとスターウッドが統合をしてから初めてのステータスマッチなので、承認されやすいのかどうかがわかりにくく気になるところではあります。
ヒルトン、ハイアット、IHG、アコーのエリート会員について
ヒルトン、ハイアット、IHG、アコーのエリート会員が対象ですが、エリート会員の種別によって
ゴールド、プラチナに承認されるかが分かれます。
ヒルトン ゴールドかダイヤモンドでマリオットプラチナ
IHG プラチナかスパイアでマリオットプラチナ
ハイアット エクスプローリストでゴールド、グローバリストでプラチナ
アコー ゴールドでマリオットゴールド、プラチナ以上でマリオットプラチナ
注目はIHGのプラチナエリートがマリオットプラチナにステータスマッチされる点。
IHGはボーナスポイントなどで上級会員になりやすいですし、プラチナエリートになるためにはインターコンチネンタルアンバサダーに入会すれば良いだけです。
誰でも容易にIHGプラチナになれるわけですから、マリオットもそこを承知の上で上級会員を集めようということなのでしょうか。
また、IHGプラチナはOKですがインターコンチネンタルアンバサダーはNG。
私のようにインターコンチネンタルアンバサダーで、IHGプラチナになったというのはステータスマッチの承認に影響しないかが気になるところです。
過去1年間の宿泊実績
マリオットステイタスマッチの登録では、所有しているエリート資格のホテルプログラムの過去1年間の宿泊実績を知らせる必要があります。
宿泊実績がゼロであればステータスマッチは承認されないでしょうが、少しの宿泊実績の場合はどうなるかは気になるところ。
私の場合はちょっとだけ宿泊実績があります。
【宿泊記】「Holiday Inn Express Shenzhen Songgang」の客室は高層階のみ 地下鉄駅まで徒歩も一応可能
安いところばっかりですw
基本的にフェアフィールド、モクシー、イビス、HIEあたりが好みですww
これで承認されるんかな?
まあ今年はコロナ禍でホテルに泊まるということもままならなかったわけですから、一応大丈夫かも。
宿泊したのが安いホテルばかりも、競合するカテゴリーのホテルがマリオットにもあるのでビジネス的には考慮されると思うのですが…。
ステータスマッチの登録方法
マリオットのステイタスマッチの登録方法は非常に簡単です。
登録はWEBでこちらのページです。日本語サイトではなく、北米サイトなので英語です。
英語なので難しいというイメージがあるかもしれませんが、登録はとても簡単。
上記のページにアクセスをしたら、サインイン「SIGN IN」でログイン。
プルダウンメニューでステータスを保有しているプログラム(Loyalty Program)とステータス(Membership Level)を選択。
続いて必要書類をアップロードするページに移りますので、ステータス証明スクリーンショット(Account status screenshot)と過去12か月以内の宿泊実績スクリーンショット(Folio screenshot)をアップロード。
アップロードが終わると登録最終画面に移りますので、2つのチェックボックスに✔を入れ、登録(REGISTER)をクリック。
このページになれば無事登録は完了です。

サインインから時間が経っているとログアウトされてしまい、登録が完了されないので注意してください。
ステータスマッチのメリットと多少のリスクとは?
ステータスマッチが承認されると90日間プラチナ資格を得ることができて、さらに期間中に15泊を達成すると2022年まで資格を維持できます。
今はGotoと大阪いらっしゃいキャペーンなどの地域独自のキャンペーンで、ホテルがタダ同然で泊まれるチャンス。
そこにプラチナ特典で、ラウンジの利用や朝食、レイトチェックアウトで優雅にホテル滞在ができればそれだけでも価値がありませんか?
ちょうどマリオットも滞在毎に2,500ポイントボーナスキャンペーンもやっていますし。
15泊をするのが難しいという人も、数泊でもそれなりの価値はあります。
ただ私のようにインターコンチネンタルアンバサダーで200ドルを払ってステータスマッチに挑戦するのはどうかな?という人もいるでしょう。
インターコンチネンタルアンバサダーは以前から興味がありましたが、インタコとかリッツ、ウェスティンレベルのホテルにそれほど高い欲求がない私にとっては入会が躊躇されていました。
ただ、今回のマリオットのステータスマッチで背中を押された形に。
さらにこちらのニュース、アコーとIHGの合併話もIHGのプラチナを持っていることで、近い将来なにか良いこともあるかもしれませんしね。
アコーってIHGを買収するくらいでかいのか。ソフィテルがないせいかあんま日本では存在感ないよな。イビスかメルキュールなイメージ
世界最大のホテルグループ誕生の可能性、英仏の大手2社合併で | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) https://t.co/kcqkiktn1g
— atsushisaito (@atsushisaito) August 22, 2020
多少のリスクは、インターコンチネンタルアンバサダーに入会したものの、マリオットのステータスマッチが否認されること。
そもそもインターコンチネンタルアンバサダー自体はステータスマッチの対象ではないので、IHGの宿泊実績が少なければどうなんだろうという気持ちはします。
また、承認まで10日ほどかかりますが、私は今から約10日先に某マリオット系のホテルに予約を入れています。
さらにステータスマッチを見越して10月中旬までに予約をたっぷりと入れておきました。
それまでにステータスマッチが承認されるかですが、否認されれば予約の多くはキャンセルします。
一応規約を見ると、ステータスマッチ承認前の予約も対象となるかは微妙なところなんですがね。
場合によっては再予約をし直すか、料金が高騰していれば承認されてもプラチナ延長を断念する可能性もあります。
あとは安倍首相が辞任されて、新しい総理がGotoに何らかの見直しを加えることもありえます。
Gotoだけを考えたら菅さんで良いかw
今回の私の経験、おそらく同じようにインターコンチネンタルアンバサダーを取得してステータスマッチを目論んでいる人もいるでしょう。
今後ステータスマッチの成否、お得に宿泊したホテルなどを紹介していきますので参考にしてみてください。
インターコンチネンタルアンバサダーの無料宿泊でインタコ香港でハーバービューに宿泊をしたかったんですが、こちらはリージェントにリブランドされるよう。
申込後に知ってちょっとショックでしたw
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