せっかく貯めたマイルですから、できるだけ有効に使いたいですよね!
JALマイレージバンクの「どこかにマイル」は、通常よりもグ~ンと少ないマイル数で特典航空券をゲットできるのが魅力。
私も何度か利用したことがありますが、お得感が半端なかったです。
ただ、行き先が決まっていないのは、なんだか不安という人もいるでしょうし、そもそも「基本ルールがイマイチわからんわ」という人も。
「どこかにマイル」を上手に使って、楽しい旅行ができるように基本ルールを確認しておきましょう。
Contents
JAL「どこかにマイル」とは
「どこかにマイル」は、JALマイレージバンクのちょっと変わった特典航空券です。
一般の特典航空券は、目的地を決めて申込みをしますが、どこかにマイルは申込みの段階では目的地が決まっていません。
決まっているのは4つの候補地だけ。
その4つの候補地から、どこか1つに決定されるというちょっとしたミステリーツアーのような旅行を楽しめます。
ちょっとしたワクワク感もありますが、どこかにマイルの魅力は少ないマイル数で日本の旅を楽しめるでしょう。
必要マイルはたったの6000マイル
JALマイレージバンクの国内線特典航空券は、通常だと往復で12000マイル以上が必要です。
それがどこかにマイルだと、往復たったの6000マイルでいいんです!
実に通常の半分以下のマイル数で国内旅行を楽しむことができるわけですね。
6万マイルを持っていたとして、通常5回ぐらいしか特典航空券を手にできないのに、どこかにマイルなら10回も。
少ないマイル数ですみますから、しっかりとマイルを貯めれば毎月のように旅行をすることもできちゃいます。
どこかにマイルの対象路線
どこかにマイルですが、2019年8月現在では、東京(羽田)、伊丹空港、関西国際空港の発着便のみになります。
クラスJの取扱はなく、普通席のみになります。
どこかにマイルの申込みのイメージ
どこかにマイルは、4つの候補地から1つに決定されますが、申込みのイメージはこんな感じになります。
出典 日本航空
往復の希望の日と出発時間、到着時間を入力して、検索をかけるとこんな感じの4つの候補地が表示されます。
再度検索をかけると、行き先の候補地が変わり、自分が納得する4つのパターンで申し込みをするという感じになります。
納得できる候補地がなかったのなら、かなりの数の再検索をかけることができますが、1日の検索回数の上限があります。
上限に達すると、「本日の申し込み受け付けは終了しました」と表示され、その日は行き先候補の検索はできなくなります。
ただ、翌日の0:00以降になると、また検索をすることができるので、何度もトライして納得の候補地が出れば申込みをしたらOK。
そして決めた4つの候補地の中から、1つが行き先として選ばれます。
完全なミステリーツアーではなく、4つに絞られていますから、ある程度自分でコントロールは可能です。
家族旅行や友人との旅行にも使える
どこかにマイルは少ないマイル数で旅行にいけますが、家族旅行や友人との旅行にも使えるのでしょうか?
この点、どこかにマイルは、家族や友人の分も含めて同時に申し込むことが可能です。
家族や友人でまったく別の場所になるということもなく、旅行を一緒に楽しめる優れたシステム。
一人旅が好きな人もいるでしょうが、旅行は複数人で行くニーズが高いですから、複数人分を申し込めることで、私も利用したいと思う人も多いでしょう。
ただし、友人などのマイルは、友人本人のマイル口座から引き落とされることになります。
「どこかにマイル 南の島」も
どこかにマイルの評価は高く、グッドデザイン賞も受賞をしていますが、さらに「どこかにマイル 南の島」も追加されています。
「どこかにマイル 南の島」とは、那覇空港または鹿児島空港を発着する南の島のどこかに行ける特典航空券です。
それぞれの空港の対象となる南の島は以下のようになります。
- 那覇空港発着-奄美大島・沖永良部・与論・南大東・北大東・久米島・宮古・石垣・与那国
- 鹿児島空港発着-種子島・屋久島・喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論
どこかにマイルでも、奄美大島や那覇、石垣、宮古なども直行便があれば対象となるはずですが、空席率が低いのかなかなか目的地に選ばれません。
南の島に行きたいという人は、最初から「どこかにマイル 南の島」を狙ってみるのも良いでしょう。
キャンセルによるマイルの払い戻し・変更はできない
少ないマイル数で旅行ができるメリットがある反面デメリットもあります。
一番のデメリットは、申込み完了後には、キャンセルによるマイルの払い戻しができない点。
キャンセルは可能ですが、せっかくのマイルをみすみす捨てることになります。
そのため、いくら通常のマイル数の半分で特典航空券をゲットできるといっても、予定がわからないあまり早い段階での予約はおすすめできません。
旅行予定のできるだけ直前に申込むことが望ましいです。
また、もちろんですが、申込み完了後の変更もできません。
変更ができるのなら、気に入らない所になった場合に変更すれば良いわけですから、そもそもどこかにマイルの意味がありませんので。
除外日は?
特典航空券には、正月、GW、お盆など利用除外日が設定されている場合があります。
どこかにマイルでは、8月20日現在除外日の設定はありません。
ただし、過去に除外日が設定されたこともありますし、今後除外日が設定される場合は案内する事になっています。
また、除外日はないものの、そもそもどこかにマイルで利用される席数は限りがあります。
飛行機の搭乗率が上がる時期には、予約受付開始時から候補地が提示されない場合もあるようです。
まとめ
JALのどこかにマイルは、お得なマイル数で日本国内旅行を楽しめるのですが、キャンセルでマイルが返却されない点は特に注意です。
早めの予約で、できるだけ人気の場所や離れ島などのお得な所へ行きたい気持ちはわかりますが、行けなかったら意味がないですからね。
予定に縛られることが少ないセミリタイア生活なら、キャンセルの心配も少ないのでこんな特典航空券は大歓迎。
さらに細かい技を屈指して、できるだけ行きたい場所を絞る方法についても、あらためて紹介をしていきます。
コメントを残す