福田口岸からは地下鉄に乗り換えるのが一般的です。
地下鉄は便利ですが、乗り換えがあると長い距離を歩かされる時もあります。
さらにあの荷物検査や切符を買うのはけっこう面倒。
そこで福田口岸からためしにモバイクで移動してみました。
モバイク利用の様子と利用方法や注意点を紹介します。
Contents
福田口岸付近でモバイクを探す
中国では街中にシェア自転車はたくさんあります。
ただ、福田口岸のようなある意味特殊な場所ではどうなんだろうという疑問がありました。
モバイクアプリで調べてみると普通に何台か止まってました!
モバイクが自由に使えれば、たとえ終電や終バスがなくなっても安心ですからね!!
モバイクの利用方法
モバイクアプリを立ち上げると、今利用できるモバイクの場所がオレンジ色のマークで表示されます。
そのマークの場所まで行き、モバイクを見つけたら次にQRコードを読み取りします。
QRコードがついている場所は、ハンドル部分やサドルの下のものが多く、その他にも泥除け部分についているものもあるようです。
モバイクアプリのトップ画面では「ロック解除」という大きな表示がありますので、そちらをクリックするとQRコードを読み取る画面になります。
QRコードを読み取り、「ピピッ」という電子音が鳴りロックが解除されると、自転車に乗ることができるようになります。
自転車を利用した後は、自転車を駐車して忘れずにロックをします。
ママチャリでもよくあるタイプの鍵で、レバーを下ろせばロックができます。
施錠完了時には「ピピッ」という電子音が鳴ります。
これがモバイクの基本的な利用方法です。
注意点は?
まず説明が前後しましたが、ロック解除前に自転車が正常に乗れるかどうかを確認しておきましょう。
点検すべき項目は、
- ブレーキが正常か?
- タイヤはパンクしていないか?
- チェーンにたるみや外れていないか?
- 前かごはあるか?
などをチェックしましょう。
乗る前にサドルの高さを乗りやすいように変更することも安全のためには大事なことです。
基本的にはサドルが低いケースが多いので、背が高めの人はそのままだと乗りにくいかもしれません。
汚れているモバイクはけっこうある
中国の町中は基本的に砂埃で汚れがち。そのたましばらく利用されていないモバイクなどはサドルやハンドルが汚れているのがけっこうあります。
乗車前に拭いてから乗るか、別のモバイクを探しましょう。
前に重い荷物を載せるときは操作性に注意
モバイクは前にかごがついています。
ママチャリのようなかごでというより荷台に近い感じですが…。
一応バックパックぐらいなら載せれないこともないですが、前に極端に重い荷物を載せると自転車の操作性が悪くなります。
特に漕ぎ初めの時はふらつきがち。
特に混雑している場所で人や物にぶつからないように気をつけましょう。
福田口岸からモバイクを使ってみた
福田口岸からモバイクを探して乗った体験を紹介します。
深センは1年ぶりですが、まともに滞在したのはその時の2~3日だけ。
中国ではわりと好きな場所ですが、そのまま通過するのが多かったし、深センの地理はあまりわからないです(笑)
そんな環境下でシェアサイクルに慣れておくと、これから先にも役立ちそう。
他に交通手段がなかったり、あっても不便な場合とかね。
なんだかちょっと自由になれた気がするんですよ。
特に私は自転車が趣味ですから余計にそう感じます。
そんな気持ちもあり、近くのモバイクを探しはじめました。
福田口岸から外に出た様子です。
写真左の歩道橋を渡って左に行くとモバイクがあることがアプリに表示されています。
最初のモバイクは酷い汚れ
最初に発見したモバイクですが、酷い汚れでドロドロ(*_*)
こいつを拭いて乗ろうかと思いましたが、あまりにも汚いので別の物を探しました。
すぐ近くに数台のシェアサイクルが駐輪
この汚いモバイクから100mも離れていない場所にモバイクがあることをキャッチ。
行ってみると数台のモバイクが並んでいます。
これなら程度の良さそうな物はあるはず。
前かごにバックパックを載せて落ちないかどうかを確認しましたが、大丈夫そうなので出発です。
これって中国のウーバーイーツのようなサービスですよね?
街なかでよく見かけます。
途中皇崗口岸を確認しようと思ったのですが、信号がなく横断できそうもなかったので止めました。
もうすぐそこは皇崗口岸なんですがね…。
30分乗車ギリギリで駐車スペースに止めました。
私は日本でモバイクを登録をしましたが、日本円換算で料金が表示され、30分で23円!
おそらく1.5元ということですから、短距離なら深センの地下鉄よりも安いですし、ほとんどのバスより安いですね。
残り21秒と際どい所で利用終了をしたのも評価できますね!(笑)
福田口岸から平日の昼ぐらいの乗車でしたが、人もそれほど多くなく道も比較的走りやすかったです。
バスや地下鉄の方がたしかに楽でしょうが、モバイクなら目的地のすぐ近くにも行くことができます。
地下鉄、バス、シェアサイクルを状況に応じて上手く活用すれば、かなり中国旅行は便利になるでしょう。
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