深セン湾口岸は、中国のIT企業などが集まる南山区にあるイミグレです。
そのため香港空港からこのエリアに向かう人には便利な出入国ポイントです。
ただ、深セン湾口岸は香港側も中国側も鉄道駅から距離が遠いのがちょっと難点。
タクシーやスカイリモを利用するならそれほどでもないのですが、バスを利用するとなるとやや難易度が高め。
また、多くのバスが乗り入れているため少し複雑です。
ただ、香港空港からもいくつかのルートが考えられるということは、使いこなせると便利でもあります。
また、香港の郊外の観光も楽しみながら、深センに抜けることもできる楽しさもあります。
香港の違う表情も見れて、身体は少し疲れるけれど充実感もありますよね~
さらにバスの選択によっては、最安で香港空港から深センに行くことができるので、旅費を節約したいという人にもオススメです。
香港空港から深セン湾口岸へのバスは?
香港空港から深セン湾口岸への直接行けるバスや鉄道路線はありません。
そのため、どこかを経由してバスに乗り換え、深セン湾口岸へ向かうことになります。
候補として、屯門、元朗、天水圍など。
これらはいずれもMTRの駅がありますから、九龍や香港島から深セン湾口岸へ向かう場合にも利用することができるでしょう。
香港空港→屯門→深セン湾口岸
香港空港から屯門へは、A33、A33X、E33などのバスがあります。
A33、A33Xは快速になるので快適で所要時間も短いですが、より費用を節約するならE33のバスで料金が最安で13.9香港ドルで所要時間約1時間です。
屯門から深セン湾口岸へはB3、B3M、B3XのどれかのバスでOKです。
いずれのバスも所要時間は20分ほどでさほど差もなく、料金も11香港ドルで変わらないので来たバスに乗れば良いでしょう。
香港空港→元朗→深セン湾口岸
香港空港から元朗へは、A36やE34Bなどのバスがあります。
料金はA36のバスは27.7香港ドル、E34Bなら13.9香港ドルと格安です。
元朗から深セン湾口岸まではB2のバスがけっこうな頻度で運転をされており、深セン湾口岸まで12香港ドルです。
つまり、香港空港からE34Bバスを使うと、合計でもかなり格安で香港空港から深センに行くことができます。
元朗は昔ながら香港が残る街で、美食で有名な街。
時間が早いと元朗を楽しみながら深センに行くことができてオススメです。
なお、元朗から福田口岸の落馬洲駅まで九巴B1のバスが13.2香港ドルと格安であり、香港空港から福田口岸へ最安値で行くことができます。
香港空港→天水圍→深セン湾口岸
香港空港から天水圍へは、E34のバスが料金13.9香港ドルと格安です。
さらに天水圍から深セン湾口岸までも、B2Bのバスが8.5香港ドルと元朗から向かうより安く行けます。
合計でたった22香港ドル程度で香港空港から深センに行ける最安値。
羽田から東京都心へ行くよりも安いぐらいです(笑)
ただ、天水圍は元朗と比べると見どころは少なく、街の魅力を考えると元朗を経由するほうが良いかなという感じはします。
深セン湾口岸から深セン各地へ
深セン湾口岸には近くに地下鉄の駅がありません。
徒歩で行くこともできないこともないですが、バスを利用するのが良いでしょう。
私は昔、深セン湾口岸から最寄りの地下鉄の駅まで歩きましたが、けっこう遠かったです。
なお、深セン湾口岸に連絡しているバスは以下のようにたくさんあります。
90路・123路・245路・b688路・b737路・b813路・b816路・b817路・e19路・m206路m299路・m409路・m747路・t2aなど。
バスで目的地に直接行ける場合もありえるので、確認をしていくと安く楽に移動することができます。
バスは始発なので座れる場合も多いでしょうしね。
まとめ
南山区にある深セン湾口岸は、南山区や蛇口辺りに向かうなら、むしろ他の出入国ポイントより便利です。
香港空港から最安値で行けることから、旅費を節約したい人にもオススメの行き方。
南山区はIT企業が集積するキレイな町並みで、深セン湾を渡る橋からは深センの摩天楼が広がります。
深センらしさの光景も見れますし、ややハードルが高いですが初めて深センを訪れる人にもオススメできるイミグレですよ。
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