中国の路線バスの利用方法 料金は安くて便利で慣れると簡単に利用可能です

路線バス看板

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中国の都市は広いし、地下鉄の駅を降りて目的地へ向かうのにもエラく遠い時がけっこうあります。

タクシーを利用するという方法もあるでしょうが、路線バスは現地の日常に触れられるという楽しさがあります。

中国の路線バスを乗りこなせるようになると、節約もできてカルチャーショックもあり面白いですよ!

最初は慣れるまで大変でしょうが、意外にも便利で簡単と感じるかもしれませんよ。

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中国の路線バスの乗り方

中国のほとんどの街では路線バスが走っていますが、どの街でもだいたい同じように運行がされています。

つまり、一度路線バスの乗り方を知ると、いろんな所で路線バスを活用できるようになるので、旅の選択肢が増えます。

バス停とバスターミナル

中国にも長距離バスと路線バスが走っていますが、バスターミナルは主に長距離バスが発着し、路線バスはバス停から乗ることになります。

バスターミナルで路線バスが発着していることもあります。

バスターミナルにはこのような看板がありますので、自分が乗りたいバスを確認します。

路線バス看板

ちょっと画像が切れてしまってわかりにくいですが、詳細を説明していきます。

まず、「公共汽车站」が市バスとか路線バスのバス停という意味です。

人も待っていたりと、直感でバス停だなとわかるでしょう。

上部切れていますが、漢字でバス停の名称が書かれていて、画像でも見えるようにアルファベット表記もあります。

ガイドブックや旅ブログで、バスの路線の番号を紹介されている時がありますよね?

この看板の左端に大きく赤字で番号が書かれていますが、これが路線の番号です。

路線番号の下には、そのバスの行き先・終点が書かれています。

一番上の例は、最近新しくできたマカオと香港を結ぶ「港珠澳大橋」の出入国ポイントの「港珠澳大橋珠澳公路口岸」まで行くバスです。

こんなとこです。

ちなみに3Aのバスは、「九洲港」に行くわけですが、九洲港は珠海から香港空港や深セン蛇口港に行くフェリーが出ています。

バス停の看板の右端に目を移すと、

  1. 「全程一票制」
  2. 「空調车1元」
  3. 「6:00」
  4. 「22:25」

 

という表記があります。

中国の簡体字は日本の漢字とちょっと異なりますが、何となく想像できませんか?

1は、このバスは一律運賃。

2は、エアコン付のバスで運賃は1元

3は、始発が6:00

4は、終発が22:25

と簡体字は良くわからないですが、そう理解しています。たぶんだいたい間違ってないはずです。

また、中央にズラッと並んでいるのは止まるバス停です。その下に矢印があります。

目的地を確認してどれくらいの位置にあるのかを確認することができます。

矢印の方向に向かってバスが進みますから、間違って逆方向に行くことも防げるでしょう。

逆方向だったら、日本と同じように

中国の路線バスの運賃は安い

上の例で紹介したバスは端から端まで乗っても1元なわけですが、日本円だと16円程度です。

安すぎませんか!(笑)

だいたいバスの運賃は、1元か2元ぐらいが多くて2元でも30円少々w

地下鉄も中国は安いですが、バスはそれ以上に安いです。

経済成長が著しい中国は物価上昇も進んでいますが、公共交通機関はまだまだ低い水準で利用価値が高いです。

中国路線バスの乗り方

バス停で待っているとお目当ての番号のバスが来れば、バスに乗ります。

なお、バスの運転手によっては乗客がいないと決めつけ、素通りしていきそうな場合もあります。

乗りたい意思を、手を挙げるなどして表示するのが無難です。

中国の路線バスは前から乗って、先に料金を支払うのがほとんど。

運賃箱かICカードをタッチする日本と似たようなタイプのバスが多く、現金の場合は運賃箱にお金を入れます。

海外のバスはどこもだいたいそうですが、お釣りはもらえませんし、両替もしてくれません。

ICカードは、大都市ですと地下鉄のICカードでバスも乗ることができるものもあります。

ただ、中には距離によって運賃が変わるタイプのバスも少なからずあり、そのようなバスで後払いのものもあります。

最も難易度が高い、行き先を言って運賃を支払うタイプのバスは、昔はあったかもしれませんが、近年はあまり目にしません。

降りる時はどうすれば良いの?

バスを降りる時は後ろから降りることになりますが、次のバス停のアナウンスがたいていされます。

観光地や大都市の一部では英語アナウンスもありますが、ほとんど中国語オンリーですが^^;

ただ、最近は特に大都市では、車内前面の電光掲示板に次のバス停が表示されるものが多いです。

電光掲示板を頼りに降りるのが一番確実です。

なお、降りる時は日本のようにボタンを押して、運転手さんに知らせるタイプのものはわかりやすいと思います。

ただ、中には降車ボタンがないバスもあります。

そんなバスは出口付近に立って「降りるでアピール」を運転手さんに送るようにします。

確実に降りたければ手を挙げるなどしても良いですし、混んでいれば声を手を挙げ、声を上げる等もするぐらいで。

その時発する言葉は、中国語が喋れなければなんでも良いでしょう。

とにかく海外ではボディ・ランゲージでも良いので、意思表示をすることが大切です。

以上の説明は、画像がないためイマイチわかりにくかったかもしれません。

より詳しい説明は、こちらのユーウェンさんのブログの記事で、豊富な画像でわかりやすく紹介をしています。

中国でのバスの乗り方~路線バス編~

次に旅に出る際には、ブロガーらしくしっかりと写真を撮ってきますのでお許しを。

百度地图も活用しましょう

中国の検索エンジンというと「百度(バイドゥ)」です。

そもそも検閲でGoogleが使えないですし^^;

Googleが使えないので、普段助けてもらっているGoogle mapも使えません。

しかし、「百度地图」という優れたサービスがありまして、行き先と目的地を入力し検索をすることでバスのルートを示してくれます。

これがすごく便利で、初めての行き先でも事前に知らべてバスルートを確認することができます。

事前に調べておけば、現地ですごく助かるので準備しておくと良いでしょう。

バスの安全性は?

バス車両の安全性についてははっきりしたことはわかりませんので、運転手さんの運転について紹介をします。

中国のバスの運転は、東南アジアなど他のアジア諸国と比べると格段に安全運転です。

運転手や都市にもよりますが、ずいぶんと向上しているのは確かです。

タクシーの運転手はスピードを出す人も多いですから、路線バスの方がむしろ安全なイメージがあります。

まとめ

中国の路線バスは運賃の安さがとても魅力です。

タクシーもたしかに日本より安いですが、さらに感覚的には10分の1位の料金になります。

交通費は積み重ねると、けっこうな出費になるので路線バスを利用することで旅費をかなり節約できます。

路線バスの乗り降りは難しいイメージがあるかもしれませんが、「案ずるより産むが易し」で一度乗ってみてください。

意外に簡単で驚く場合もあるはずです。

ローカル気分も味わえて、ちょっとした旅のスパイスになります!

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