香港と深センのイミグレの中でも福田口岸は、深センの中心エリアに近いですし、地下鉄乗り入れているのでとても便利。
香港国際空港からだと、A43バスを使って上水まで行き、MTRに乗り換えて羅湖や福田口岸に行く方法が有名です。
この方法でも、かなり節約ができるのですが、さらに激安で福田口岸まで行く方法があります。
日本円で500円程度で行けるので、まるで羽田空港から東京都心に行くほどの安さ。
まずはA43Pバスに乗車
香港国際空港から上水までは、A43かA43Pで行くことができますが、香港空港から福田口岸までの激安ルートは43Pのバスを使います。
A43ではなく、必ずA43Pに乗車しなければなりません。
バスを降りる場所が、「新田運輸交匯處」なのですが、A43のバスはここには停車しないからです。
もし、間違えてA43のバスに乗った場合も、上水で降りてMTRで落馬洲まで行けば良いわけですから、気軽な気持ちで大丈夫です(笑)
なお、A43Pのバスですが、1時間に2本しかありません。そのため空港で最悪30分ほど待たなくてはいけないときもあります。
待つのが嫌でしたら、時刻表を確認して、到着時でもプライオリティ・パスで利用できるプラザプレミアムラウンジでまったりと過ごすのが良いでしょう。
なお、運賃は香港空港から新田運輸交匯處までHKD30.9です。
新田運輸交匯處でB1バスに乗り換え
香港空港からA43Pに乗って、新田運輸交匯處で降りたらここで、落馬洲に行く「B1」のバスに乗り換えます。
落馬洲まで乗車時間で10分ぐらいですからそれほど遠くありません。
運賃は、新田運輸交匯處から落馬洲までHKD13.2。
注意してブログを見ている人は、すでに気づいていると思いますが、A43Pのバスの運賃がHKD30.9ですから、足すとHKD44ぐらいになります。
たしかに上水からMTRに乗って落馬洲まで行くのよりも安いですが、日本円で600円以上するのでそれほど激安でもない。
それに記事の冒頭では500円ぐらいで行けるって書いてるし(●`ε´●)
オクトパスカードを使うと
記事のタイトルでも、「オクトパスカード必須」と書いていますが、A43PのバスとB1バスをともにオクトパスカードを使うことにより、B1バスを無料で乗ることができます!
オクトパスにA43Pに乗車した情報があれば、B1バスが自動的に無料になるわけです。
B1バスでもオクトパスカードをかざしますが、運賃が引かれることはありません。
これで香港国際空港から、落馬洲までHKD30.9で行くことができ、終点の落馬洲で降りると、その先は福田口岸。
これが福田口岸までの激安ルートのからくりです。
なお、割引が効くのはB1バスだけですので、落馬洲に行く他のミニバスでは普通に運賃がかかるので注意ですね。
終バスの問題
香港国際空港から、新田運輸交匯處を経由して福田口岸に行く激安ルートですが、香港空港に遅く到着した際はこのルートを回避することも必要でしょう。
運良く空港からA43Pバスに乗れたとしても、B1バスがすでに終了している場合があります。
B1のバスの最終が21:15と早いですから、香港国際空港を20時以降に到着すると、この激安ルートを使うのは難しいでしょう。
A43Pバスに乗ったけど、B1バスの最終に間に合いそうにないなら、そのまま乗って上水駅でMTRに乗り換えて落馬洲・福田口岸と変更すれば良いでしょう。
福田口岸や羅湖口岸は24時間オープンではありませんので、深夜帯に深センに抜けるとなると、新田運輸交匯處でシャトルバスに乗り換え、皇崗口岸へ行く方法があります。
香港へ行くのに、香港エクスプレスなどのLCCを利用する人は多いと思います。
LCCはどうしても遅延しがちなので、当初思ってたルートでは深センに入国できない場合もでてきます。
そんな時は、複数のルートを頭に入れておき、状況によって臨機応変に対応することです。
まとめ
香港国際空港から福田口岸まで、たったの30香港ドル程度で行けるのはすごいですね!
時間はかかるけど、500円ワンコイン程度で香港空港から深センに入れるわけですから、同じ都市のような感じ。
夜はB1バスの終バスに気をつけて、時間が厳しい場合は無理をせず、他の方法で深センに入ることも考えたほうが良いです。
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