週末浜名湖一周サイクリング(ハマイチ)の後は、渥美サイクリングロードを通って、伊良湖岬までポタリング。
渥美サイクリングロードは、太平洋の絶景を臨むことができて楽しみなんですが、ちょっと残念な点も。
残念な点は、未整備区間がけっこうあること。
全線が整備されていたら、安全で快適なのですがところどころ未整備区間があるため、一度一般道に入り、再び自転車道に戻ります。
自転車道への入り口が少々わかりにくかったりで、いろんな人のブログを拝見すると迷う人もいるようです。
実際に乗る際に困らないためにも、渥美サイクリングロードや渥美半島のサイクリングの楽しみ方をまとめてみました。
渥美サイクリングロードとは
渥美サイクリングロードは通称で、正式な名称は「一般県道渥美豊橋自転車道線」という大規模自転車道です。
大規模自転車道とは、自然公園、名勝、観光施設、レクリエーション施設等を結び、あわせて自転車利用の増大に対処するために国土交通省が整備を行っている自転車道です。
交通事故の防止と交通の円滑化に寄与し、あわせて国民の心身の健全な発達に資することを目的にしています。
整備は昭和48年から進められているのですが、2006年からは延長も整備率も伸びていません。
最近は自転車ブームもあってか、自転車利用者の数、特にスポーツサイクルでサイクリングを楽しむ人は飛躍的に伸びています。
交通事故の防止と交通の円滑化を考えるのなら、最近の動向に応じて国土交通省は自転車道などを整備すべきだとは思いますが?
昭和48年当時よりもはるかに整備の必要性が高いですからね。
全国の自転車道の整備は、それほど進んでいるとまでは言えないのですが、渥美サイクリングロードも全線が整備されているわけではありません。
渥美サイクリングロードの整備区間
渥美サイクリングロードの現在の整備区間は以下のようになっています。
- 休暇村ルート
- 渥美ルート
- 赤羽根ルート
- 豊橋ルート
出典 愛知県
それぞれのルートの距離が、休暇村ルートが約3.4km20分、渥美ルートが約10.2km1時間、赤羽根ルートが約4.3km25分、豊橋ルートが約4.9km30分。
日頃サイクリングをする人にとっては、それぞれのルートはちょっと物足りないですね^^;
やや走りごたえのあるのが渥美ルートですが、途中途切れている未整備の区間は国道を走ることになりますが、約35kmほどあります。
つまり、未整備区間のほうが圧倒的に長く、サイクリングロードを言ったり来たりするのは面倒なので、そのままずっと国道を走る人も少なくないです。
静岡県と愛知県の県境から伊良湖岬までサイクリングロードが整備されれば、60kmぐらいのロングライドも可能となるのですが。
そうなれば、安全快適に自転車で走ることができるので、少し残念です。
渥美半島には様々なモデルコースが
風光明媚な愛知県の渥美半島には、いくつかのサイクリングモデルコースがあります。
それが田原市のつくった「はしってみ輪 渥美半島」。
走ってみりんは、三河方面の方言で「走ってごらんなさい」という意味で、三河(浜松も?)の方言「じゃん・だら・りん」ですね。
渥美半島をぐるっと一周する100kmを超えるロングライドのコースもあります。
一部渥美サイクリングロードを走りますが、ほとんどは一般道を走るコース。
一般道の車道を走る際には、路肩の広さがどれくらいか、自転車専用であることを表示した自転車ナビマークの表示があるかどうかは気になる所です。
いつか実際に走ってみて確かめてみたいと思います。
「はしってみ輪 渥美半島」には、その他にも様々なコースがあり、たとえサイクリングビギナーでも走れる短距離のコースもあります。
豊橋駅から輪行も
渥美半島や伊良湖岬のサイクリングはいろんな楽しみ方がありますが、豊橋駅から豊橋鉄道渥美線で輪行も手軽にできます
輪行は基本輪行袋に自転車を入れる必要がありますが、豊橋鉄道渥美線ではサイクルトレインを実施しており、自転車をそのまま電車にのせることができます。
📷 (サイクルトレイン|豊鉄渥美線【豊橋~田原】|豊橋鉄道株式会社から) https://t.co/QGA8CC3Woj
— CyclingEX (@CyclingEX) August 19, 2017
サイクルトレインは、土日祝日は終日、平日は時刻表発車時刻10時00分発~14時59分発までの全列車と時間限定で実施されています。
終点の三河田原駅まで行って、渥美半島のサイクリングコースをレベルにあわせて楽に楽しむ事ができますね!
伊良湖岬から鳥羽へフェリー
伊良湖岬から三重県の鳥羽へ伊勢湾フェリーが運行されています。
約55分の短い船旅で鳥羽やその先の伊勢などのサイクリングを楽しむことだってできます。
運賃は自転車をそのまま載せて大人片道2,700円、往復で4,860円です。
自転車を輪行袋に入れると、旅客運賃だけで乗船できて1,600円で乗船可能。
私のように関西から伊良湖に行くなら、近鉄で鳥羽まで行き伊良湖へ向かうほうが楽しめそうなのでいつかはこのルートを試してみます。
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