ブラック企業で働いているけど、なかなか辞めることができない人がけっこう世の中にはたくさんいます。
不景気で仕事があまりなかった時代では仕方ない面もあったかもしれませんが、最近のように人手不足で仕事なんて他にもたくさんあっても、ブラック企業になおとどまる人がいます。
私には、なぜブラック企業に残ろうとするのかちょっと不思議ですが…。
ブラック企業やブラック上司の下で働いていても、何も良いことはありません。しまいには体や精神状態を壊すだけ。
それでも辞めらない人が後を絶たないわけですが、もしあなたがそんな状況なら、これを読んでブラック企業からすぐに抜け出してください。
ブラック企業に勤める人たち
ブラック企業を辞められない人は、ホワイト企業で働いている人からすると、「なぜ辞めないの?」と疑問に思うでしょう。
だって、無理して働かなくても仕事は他にたくさんありますから、人で不足の最近は特に。
ブラック企業を辞められない人の存在は、はっきりしないのですが、世の中にいるのは実体験でも見てきました。
実際にブラック企業に勤めてきたこともあるし、今ももしかしてパートで働いている所は、世間一般でもブラック企業に含まれるかもしれません。
「えっ!? あんたがブラック企業で働いていて、この記事おかしくね?」という声が聞こえてきそうですが、私の場合はちょっと異質かも。
ブラック企業らしき所に勤務した経験はあるのですが、そこでホワイトな働き方をしていたので、私個人で見れば、それほどブラックではなかったわけです。
例えばある会社に就職する前に、前任者から「もう毎日終電で大変だ」なんて聞かされていました。
でも実際に就職をして、業務を改善して、ほとんど定時で帰れるように変えました。
だからといって名一杯働いていたわけではないし、多数の無駄を省いて、客や経営者のワケのわからない要求も無視ですw
もちろんサービス業なんで、急ぎの注文によっては遅くなることは稀にあったけど、そんなこともコントロールしていたので、帰りが遅くなるのは少なかったです。
朝もオープン前ギリギリに出社していましたしw
また、現在働いている会社も、人間関係のせいで突然責任ある立ち場の人が会社に来なくなったり、社長が強引にその日に正社員をクビにしてしまうブラックぶり。
でも私自身は、パソコンができるということもあり、そこでなぜかホームページの作成やチラシの作成の仕事もするようになっています。
ホームページの作成は個人としてはやるけど、職歴としてはゼロなんで未経験ではなかなか採用されないだろうから悪くないです。
時給も1500円と割と良いですし。当初やることになっている仕事も週1でやりますが、その仕事はWEBの仕事と比べるとやる気がわかないので、「いつでも辞めます」という素振りを見せています(笑)
そのためストレスはそれほど大きくないです。
今はWEBの仕事だけで週1回の勤務になりました。収入の補填にぴったりだし、忙しいからと有給も2回取りました!
このようにブラック企業で働いていても、意外にホワイトな環境で働いている人は自分も含めています。特に辞められては困る立ち場の女性に多いですが。
逆にブラック企業で、本当にブラック的な働き方をしている人もいます。「その状況でよく辞めずに続いているな」と不思議に思う人もいます。
だから、そんな人を見てきて、なぜブラック企業で働きながら、なぜ辞めない人がいるのかも理解ができるわけです。
ブラック企業を辞められない理由
強く引き止められる
ブラック企業を辞められない理由に多いのが、退職を強く引き止められる場合があります。ブラック企業は人が辞めがちで、常に人手不足というケースが多いです。
そのため、辞める時は強く引き止められる場合がよく見られます。
同僚に気を使う
ブラック企業は慢性的な人手不足で、誰かが辞めてしまうと他の人への負担が非常にかかってしまいます。
そのため、同僚に気を使ってなかなか辞める事を決断できないなんてことがあります。
たしかに一時的には同僚に迷惑をかけることもあるでしょうが、一時的なんですがね。
お金と時間がない
ブラック企業といえども定期的な収入は入ってきます。
たとえ安い給料でも、その収入が途絶えてしまうと貯金がほとんどないため生活に困ってしまいます。
特に既婚者の場合は切実な問題ですね。
生活のことを考えると、多少無理をしてでもブラック企業で働き続けようとするわけです。
また、残業や休みがあまり取れなくて、転職活動や仕事を探す時間がなかなか取れないことも、ブラック企業をなかなか辞められない理由になっています。
転職する自信がない
ブラック企業を辞めたとしても、自分のスキルがあまりなかったり、年齢の高さなどから、なかなか次の仕事が見つけられないととの思い込みもあります。
ようは、転職に自信がないわけです。
仕事が見つからなければ生活に困りますので、結局はブラック企業でも仕方なく働き続ける場合があります。
転職してもどうせ同じ
転職しても、また今と同じようなブラック企業なので、結局は状況は良くならないと思いこんでいるケースがけっこうあります。
たしかに日本の企業、特に中小零細企業になると、ブラック企業の可能性はかなり高いですし、ブラック上司の下で働く可能性も低くないです。
今までの経験上、ブラック企業のような所ばかり勤めていたという人はけっこういます。
そのような人は、今度もまた同じだろうという思い込みを持ちがちです。
仕事をよく変わるので、余計にあまり良い仕事にありつけないということもあるでしょう。
ブラック企業を辞められない人が今すぐすべきこと
ブラック企業を辞められないという人が、このままズルズルと続けていっても良いことはありません。そのためには今すぐすべきことがあります。それは、
正しい知識を持つこと
会社を辞められない人にありがちなのが、退職や労働問題についてあまり正しい知識を持っていなことです。
例えばブラックな働き方について、なんとなく不満はあるものの、それが法律に違反していることを理解していない場合もあるでしょう。
また、退職に関して正しい知識がないために、会社の言いなりになったり、うまく説得されたりする場合もよく見られます。
退職に関しては以下のようなルールは頭に入れておき、何を言われても自分を守れるようにしておきましょう。
- 労働者には会社を退職するかどうかを決める権利があり、会社も拒否をすることはできない
- 退職の申し出は就業規則や常識として1ヶ月前というイメージがありがちですが、法律では2週間前に申し出ればOK
- 退職前の状況によって、自己都合退職でもすぐに失業保険をもらえる場合があります←私は離職票には自己都合退職になっていたのですが、事情を話してすぐに失業保険をもらったことがあります。
会社を利用して自分のスキルを上げる気持ちを
もしすぐに辞めらないというなら、今のブラック企業を利用して自分のスキルを上げてやろうという気持ちになることが大切です。
会社もあなたを利用しているわけですから、あなたも逆に会社を利用すれば良いのです。
なかなか忙しくてできないと思い込みがあるかもしれませんが、改善すべきところや端折るところを作れば大丈夫。
大事なことにフォーカスして自分のスキルを上げることを考えましょう。
そもそもブラック企業をなかなか辞められない理由に、自分のスキルに自信がなくて、転職に不安を持っているからというのが大きいわけですよね!
お金がないために会社を辞めてから、スキルを上げることも難しいですよね?
だったら、会社にいながら自分の事を第一に考え、自分他のための行動を取ればよいのです。
正しい知識を持って、自分に自信が出てくれば、ブラック企業を辞めるなんて簡単に思えてきますよ。
ぜひ自分のスキルを上げてホワイトな職場に変われるように頑張ってくださいね。
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