京都の東山エリアは坂が多いし、観光客もたくさん訪れるので、自転車に乗って観光をするのは不便に感じるかもしれません。
たしかに、坂が多い所もありますし、満員電車のように混雑するような場所もあるのは確かです。
ただ、コースを選んだり自転車を途中駐輪をして、徒歩で点在する東山の観光スポットを効率的に回ることはできます。
清水寺を観光した後にシェアサイクルを借りる
清水寺周辺は坂が多いです。そしてその坂ですが、かなりの急勾配。
坂が多くても電動アシスト自転車なら大丈夫と思うかもしれませんが、清水寺周辺は自転車の乗り入れが禁止。
そのため自転車を押して歩く必要があります。
週末ともなると人が一杯で、重い電動アシスト自転車を押して歩くほど苦痛ありませんからね。
坂を登る手前の駐輪場に停めて、そこから歩いて観光する方法もありますが、駐輪した自転車を取りにまた同じ所まで戻る必要があります。
だから、仮に清水寺から南方向にある駐輪場で自転車を停めたとして、他のスポットを行く時に不便になります。
例えば、清水寺から北方面にある高台寺などを観光するとなると、高台寺を観光した後に、またずっと南方向にある駐輪場を目指す必要があります。
このようなことは、効率が悪いですし、何より疲れてしまいます。
ですから、最初から清水寺周辺は歩いて観光して、その後にシェアサイクルを借りて東山周辺を巡ることがオススメです。
シェアサイクルを借りて東山の点在する観光スポットを回る
京都東山には本当に数多くの観光スポットがあります。
これらを徒歩で回るのは健脚の人なら大丈夫でしょうが、日頃あまり歩き慣れていない人にとっては少々辛いです。
そんな人でもシェアサイクルなら、はるかに楽に観光をすることができます。
特に電動アシスト自転車なら、坂があっても楽ちんです。
バスや地下鉄を使って回ることもできますが、バスの待ち時間、地下鉄駅から目的地までけっこう歩くことがあります。
京都はそれほど公共交通機関が、蜘蛛の巣のように発達しているわけではないので。
それにどのバスに乗ってよいかわかりにくいことを考えると、シェアサイクルの機動性は抜群です。
こんなルートがオススメ
清水寺や高台寺を観光した後は、こちらPIPPAのシェアサイクルのよしもと祇園花月前ポートの自転車を借りてスタートするのがオススメです。
自転車を借りた後は、好みによって例えば
円山公園・八坂神社 → 知恩院・青蓮院門跡→さらに蹴上方面へ向かって南禅寺や琵琶湖疏水を回る
という感じです。
琵琶湖疏水の蹴上インクラインは桜の名所としても有名で、見事な桜が咲き乱れていて、一度は桜の時期に訪れるべき場所。
京都夜情景、夜桜と廃線。
思い出深い蹴上インクライン、平成最後の春にも行って来ました。
線路伝いに桃源郷へ行けそうな、幻想的な桜のトンネルが美しい場所です。
今年もありがとう、来年もきっとまた撮るね。#桜#平成最後の桜 pic.twitter.com/Ykaq4DbGKw— うさだだぬき (@usalica) April 8, 2019
また、平安神宮もさほど距離がありませんからコースに加えることができますし、永観堂も南禅寺からだと自転車ならすぐです。
特に紅葉の季節は「もみじの永観堂」と称されるほどの見事な紅葉を見ることができます。
秋だけでなく、夏の青もみじも美しいです。
まだ梅雨入りしていない晴れ間に青もみじの永観堂に参拝。朝9.30着、 みかえり阿弥陀を独占参拝。 pic.twitter.com/0SvlOsb52l
— マネ (@jkmanet) June 23, 2019
紅葉が見頃の時は人の多さも凄まじいですが、混雑覚悟なら永観堂もコースに組み入れるのも良いでしょう。
モデルコースを回った後は、地下鉄・京阪三条駅付近の自転車ポートに自転車を返却すると、楽に自宅やホテルへ帰ることができますよ。
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