新型コロナウィルスの影響で特に飲食店なんかは、仕事がかなり減っているみたいです。
「飲食のアルバイトを2つ掛け持ちしていますが、新型コロナウィルスの影響で両方とも出勤がゼロになってしまいました。日雇いの派遣はどこも募集がなくなっていて、学費の支払いができません」https://t.co/2x3qaugXb2
— obon_kobon (@obon_kobon_) March 23, 2020
収入が途絶え、生活ができないという人も今後出てきそうですが、パンデミックのリスクは今回だけでなく将来もありえます。
将来のリスクヘッジも考え、失業したりアルバイトで生計を立てる場合に備えておく必要があるでしょう。
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卵を一つのカゴに盛るな
投資の世界で「卵を一つのカゴに盛るな」という格言があります。
すべての卵をひとつのカゴに盛ってしまうと、もしもカゴを落とした場合に全ての卵が割れてしまいます。
しかし、いくつかのカゴに分けて卵を盛っていると、そのうちの一つを落としても後のカゴの卵は無事だということです。
投資には株でも日本株、外国株もありますし、そもそも一つの会社に投資するのではなく、いろんな業種に広げて投資すればリスクは軽減されます。
この格言は投資だけでなく仕事でも、今回の新型コロナウィルスの現状を見ると当てはまりますよね?
飲食店などを中心にサービス業に多くはは自粛要請によって、休業を余儀なくされたりしているのでバイトのシフトにも影響が及んでいるという所も多いでしょう。
休業までもいかなくても営業時間短縮もありますから、少なからず給料に影響があるでしょう。
また、観光関連の仕事もそもそも飛行機が飛んでなかったり、鉄道やバスが運休していたりで仕事が少なくなっています。
このように飲食店や観光関連などのサービス業だけしかできない場合は、時には窮地に陥る場面もありそうです。
複数の職種の経験があるのも悪くない
パンデミックや災害など経済危機の際に、複数の職種の経験があると、他の仕事に乗り換えやすくリスク対策にもなりえます。
いろんな職種を経験することは、専門性が乏しく一つ一つが中途半端になるという弱点はあります。
また、いろんな仕事をしていると定着がないだらしない人というマイナスイメージを持つ人もいるかもしれないのでプラスばかりではありません。
それでも、3~5年ぐらいの経験があれば、その人の見た目や能力にもよりますがそれなりには評価はされるはず。
あまり短い経験は役に立ちませんが、ある程度の長さの経験を複数や、あくまでも専門の職種にさらにサブとして経験があるのがおすすめです。
特にオススメは介護
特に不況下に役立ちそうな職種というとやはり介護が筆頭です。
介護は現在人手不足が著しいですが、今後も人手不足が続くのは間違いないです。
介護が必要な高齢者の数は増え続けますし、介護の担い手になる人もあまり増えていないでしね。
頼みの外国人労働者も日本で働く魅力に乏しいのか、あまり大きく伸びていません。
介護は介護保険が原資となる業界なので、他の業界と比べると不況などに強いというのもオススメの理由です。
ただし、パンデミックの場合は医療や介護の現場は院内感染のリスクがありますが…。
サービス・接客だけでなく事務系の仕事やコールセンターなどの電話応対なども体力がいらない強みもあって悪くないです。
スキルや教養を身につける意味でも
複数の職種を単に働いてお金を得るだけでなく、スキルや教養を身につける意味でも複数の職種を経験するのは良いでしょう。
仕事でお金をもらいながらスキルや教養を身につけられれば一石二鳥です。
中でも介護は誰でも将来は、自分や親の介護で必要になってくることなので、知っておくことで役立つことは多いでしょう。
介護の知識って、一般人の人としっかりと考え方を学んだ人とでは大きな違いがあります。
今まで常識と思ってたことが、意外に違うということはかなり多い。
自立支援なんかはその一つで、年寄だからと言って労るだけでは良くないですから。
資格を取るだけでもリスクヘッジになる
実際に働かなくても資格を取るだけでも不況時やパンデミックの際のリスクヘッジにはなるでしょう。
特に年齢が高くなっても働けるような職種に関係がある資格は、“保険”の意味でも持っておくと心に余裕ができます。
例えばビルメン資格や介護初任者研修は比較的取りやすく、現場で役立つ資格なのでオススメです。
正社員も安泰ではない
正社員は身分が保証されているので、今回の新型コロナウィルスでも安泰かというとそうではありません。
たしかにパートやアルバイトよりも給与保証で有利な場合もあるでしょうが、不況による倒産やリストラなども今後は増えるでしょう。
特に年齢がある程度高い人は、希望通りの仕事にもなかなか就けないこともお多いでしょうし、職種を変更せざるを得ない場面もあるかもしれません。
定年後も多くの人は働く必要がある
日本の年金制度は破綻寸前で、今後年金の水準が上がるということは、ほぼありえません。
年金収入が少なく、今までの生活水準を保つためには定年後もパートやアルバイトで働く必要があります。
もしくはフリーランスとして個人で稼ぐことができるようになっておくかです。
つまり多くの人は年金だけで良い生活をするのは難しく、多くの人は定年後でも働き続けないといけません。
定年後でも働ける仕事は限られていますが、介護や清掃、ビルメン、警備員、コンビニ・飲食店などのサービス業など限られています。
定年前からこれらの複数の仕事の経験があれば、比較的仕事も見つけやすく、何よりも違和感なく働く事もできるメリットもあります。
さいごに
新型コロナウィルスによって今後生活がどうなるか不安を感じる人も多いと思います。
私の場合は幸いにも特に収入が大きく減るというわけでもないので、影響はほとんどありません。
このまま不況になることを考えると将来的な不安は出てきていますが、人生楽しみながら役立つスキルや教養を手に入れていくようなことを考えています。
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