香港の出入国を少しでも楽にしたいので、今回e道(e-Channel)の申請をする予定でした。
そのために夕方着のジェットスターの関空~香港の直行便だったのですが、欠航により成田経由に。
成田からは深夜便のため、香港e道申請のためには事務所が開く7時半まで待たなければいけません。
e道申請は入国審査をした後すぐの場所にあり、基本的に手荷物のターンテーブルに出てしまうと手続きができません。
そこで香港空港トランジットエリアで野宿決定ですが、乗り換え需要が多い香港空港ですから空港泊はわりと快適でした!
Contents
香港には遅れて到着
成田発のジェットスターの酷いオペレーションもあって、香港行は遅延。
ボッーとしていて正確な時間は確認はしませんでしたが、30分程度の遅れだったのではないかと思われます。
どうせ空港泊なので遅れて到着はむしろ歓迎だったのですがw
香港空港トランジットエリアの寝る場所探し
香港空港トランジットエリアで寝る場所探しです。
さすがアジアを代表するハブ空港なので、横になれる場所はいくらでもありました。
例えばこんな感じの椅子。
背中は痛いですが足を伸ばして横になることができますね。
これなら各ゲートの出口付近にいくらでもありました!
固いのは嫌だという人はこんなシートもあります。
ゲートの直ぐ側のこれらの椅子は、ゲートに飛行機が到着すると多くの人にその寝姿を晒すことになりますww
深夜帯はそれほど到着便が多くないので、そんな場面に遭遇することも多くはないとは思いますが…。
良い場所は競争率が高い
横になって休める場所は多いですが、寝るのに良い場所となると競争率はグ~ンと高くなります。
例えばこちらは暗くて人通りも少なくて眠るのには最適です。
良い場所を見つけたと思ったのですが、すでに先客が寝ていました^^;
こんな場所が数箇所ありましたが、すべて他の人が寝ていたんです。
やっぱり良い場所は競争率が高いですね!!
結局寝たのはこの椅子。3人分が肘掛けなしで並ぶので足を伸ばしやすいです。
人通りは少ないものの職員さんが時折通ったり、近くで工事をやっているのでほんの少しですが音がしたのが難点^^;
シャワーも無料で使える
空港ラウンジでシャワーを浴びれるケースは珍しくないですが、香港空港には誰でも無料でシャワーが利用できる場所があります。
こちらが無料で利用できるシャワーの入り口です。
シャワールームだと見た目でわかりますよね!
もちろん水色が男用でピンクが女用になります。
場所は第1ターミナル10番ゲートのすぐ手前で、もう少し進むと体温を測っている係官がいて入国審査があります。
つまり、入国審査にたどり着くと行き過ぎになりますので、少し戻らなければいけない位置になります。
中の写真は取り忘れてしまいましたが、シャワーブースが5つ程度あります。
シャワーブースにはシャンプーとボディソープが備えられていて、ドライヤーまで完備しています。
シャンプーやソープの香りやクオリティはイマイチですが^^;
必要な物は揃っていて、タオルを持って入ればOKという太っ腹な無料シャワーなんです。
もしタオルを持っていなければ、自動販売機にペーパータオルが販売されていますので、購入してタオル代わりにすることもできます。
空港で野宿をしてもシャワーを浴びれるから、綺麗サッパリして朝から活動することもできます!!
スマホやパソコンの充電は?
スマホやパソコンの充電も空港で野宿をするのなら大切ですよね!
香港空港には利用者が無料で利用できる充電スペースがあるから大丈夫です。
香港は日本の電源プラグがそのまま使えませんが、USB充電ですのでプラグの形状を気にせず利用することができます。
パソコンの充電は少し困りますが、壁に掃除のための電源がちらほらありますので、そちらで自己責任で利用してみるのも方法です。
香港空港は細かいことをあまり言いませんので、おそらく何もお咎めはないでしょうが、もしかしてセキュリティなどに注意をされるかもしれません。
サテライトターミナル辺りに充電ができる椅子があり、そこで充電をしながら眠れますがすでに誰かが寝ていました。
オススメはこちらのスペース。入国審査場の間近にソファーが並んでいます。
身体を真っ直ぐにして寝ることはできませんが、ソファーによっては写真右の人のように身体を折り曲げて横になれます。
このソファのいくつかにUSB充電ができるようになっています!!
スマホの充電が不十分の状態で入国したことが引き金になって後でちょっと焦ってしまいます。
早くここにくれば良かったのに…。
なお、いくつかUSB充電ができないポートもありましたw
香港e道(e-Channel)申請
香港e道(e-Channel)に登録することで、自動化ゲートを利用して出入国審査をすることができます。
つまり面倒な出入国カードを書くことなく出入国手続きをすることができるわけです。
香港は旅の拠点となるときが多いし、香港から陸路で中国を行き来する時も多いので利用できるとなにかと便利です。
e道(e-Channel)申請ができる条件ですが、おおまかに言って、以下のどちらかが適用すればOKです。
- 直近の過去12ヶ月で少なくとも3回は香港国際空港から香港に入国したこと
- このスキームに参加している航空会社が発行したマイレージ・サービス会員カード
2については航空会社によって違いがありますが、ANAやJALの場合は18歳以上のプレミアムメンバーであることが必要です。
さらに詳しい情報は、香港入国管理局のページで確認をしてみてください。
私はSFCを所有しているので、今回試しに申請をしました。
申請場所と注意点
香港e道(e-Channel)の申請場所は香港国際空港については2箇所と湾仔にある入国管理局でもできます。
私の場合は朝7時半過ぎだったので必然的に北入境大堂しか空いていないわけですが、この時は早朝のためか中央しか係員がいなかったと記憶しています。
南北ですが、入国審査場から荷物受け取りのターンテーブルに向かう進行方向左手が北で、右手が南になります。
注意点としては入国審査を終えると自動ドアがあります。
自動ドアの先にターンテーブルがあるわけですが、ここに出ちゃうとアウトです。
なぜなら、自動ドアは逆に侵入することが禁止だからです。
のはずだったのですが、私の場合はこの禁止に対してイレギュラーな方法になってしまった。
香港e道申請の体験談
一応注意点を頭に入れておいた私ですが、入国審査を終えて左手のオフィスに行こうと思っても通路が塞がれていて行くことができません。
そこで出口付近にいた係官に聞くと、「1度自動ドアを出てから〇〇まで行って、オフィスに行ってくれ」と言われました。
正直係官の言っている英語が完全にはわかりませんでした^^;
だいたいこんな感じで解釈をしていて、遠からず間違いはないとは思うのですがね。
「8? Hのところの出口に行って係官に入れてもらえ」←8とかHというのはハッキリとは覚えていませんが…。
「向こうに行ったらe道申請の入り口があるから」
ということで逆侵入ができない自動ドアを出ました(笑)
とりあえず左手方面に行くと、どこから入るか分からなかったので、セキュリティの人が歩いていたので聞いてみた。
「e道申請はこのドアの向こうにあるから入ることができないよ」
↑
ごもっともな答えww
それは分かるんですけど、係官から出て左に行けと言われたのでと言っても、職務が違うとその立場に応じた答えしか言えないし…。
こうなったら仕方ないので…。
自動ドアを逆方向に強行突破しました!!
空港で野宿してまで待ったわけですから、オメオメと引き下がるわけにもいきません。
係官になんか言われるだろうけど、たぶんe道申請だといえば大丈夫でしょう。
ところが気づいてないのか、何も言われなかったですww
無事e道申請オフィスにたどり着き、なんとかe-Channelを作ることができました!
申請が終わると、パスポートの裏表紙にバーコードを貼ってくれます。
ちなみにですが係官はめちゃくちゃ無愛想で、いろいろ聞いても面倒くさそうでしたw
まとめ
- 香港空港のトランジットエリアで深夜眠る場所はいくらでもある
- ただし良い場所は競争率が高い
- 無料シャワーもあるので朝からキレイさっぱり
- USB充電の場所はあるが、ポートが壊れている場合もあり
- パソコンの充電はどこか壁にあるコンセントでも使う←自己責任で
- 野宿オススメ場所は入国審査場の近くにソファーがたくさん並んでいる場所。人も多く安心
- 香港e道申請は朝の7時半から
- 申請場所は入国審査を終えた自動ドアを出ずに左右に各1つづつある
- 入国審査前に、e道申請をしたいと言って係官にどの列に並べば良いか聞いておくのが無難
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