空港の待ち時間を快適に過ごせる神のようなカードがプライオリティパスです。
プライオリティパスは、通常は空港ラウンジを利用することができるのですが、世界のいくつかの空港ではレストランを利用できます。
日本では唯一関西空港だけで、お好み焼きで有名な「ぼてぢゅう」が対象。
ぼてぢゅうでは、3400円分まで無料で飲み食いすることができます!
なかなかお好み焼き屋さんでは、一人で3400円もの利用をする機会はないですよね?
一人3400円分も使えば、お腹がはち切れそうですし^^;
せっかくなので、関空のぼてぢゅうで、限度一杯まで粉もんなどを堪能してきました。
Contents
ぼてぢゅうとは?
ぼてぢゅうは大阪を本拠地とするお好み焼きの飲食店チェーン。
もともとはスーパー玉出でも有名な大阪市西成区玉出に開業した小さなお好み焼き屋さんが起源です。
それが、現在は国内外に80店舗以上を構える「ぼてぢゅうグループ」となり、総本店は道頓堀にありますが、関西空港にも出店をしています。
関空のレストランでは、「すき家」やまいどおおきに食堂系の「関空食堂」などのリーズナブルなお店があります。
空港の食事は高いものが多いですが、こんなお店がある関空は庶民派には助かります。
一方少しぼてじゅうは値段も高めです。
それでも、プライオリティパスなら無料で利用できるわけですから、がぜん注目でしょう!
関空のぼてじゅうの場所を確認
関西空のぼてぢゅうは、第1ターミナルの3階レストランエリアにあります。
中央のエスカレータ付近ですから、わりとわかりやすい位置。
国際線のチェックインカウンターが4階、国内線のチェックインカウンターが2階ですから、どちらかでもアクセスがしやすい場所ですね。
レストランエリアは、保安検査前、つまり誰でも行き来できるランドサイドにあります。
ですから、無理をすれば第2ターミナルを利用するLCCピーチなどに搭乗する際にも利用をすることができます。
ぼてぢゅうではプライオリティ・パス利用の際に搭乗券が必要になっています。そのため一度第2ターミナルに行って搭乗券を発券して、戻って来る必要があります。
関空のぼてじゅうでプライオリティパスを利用する方法
関空のぼてぢゅうでプライオリティパスを利用すれば、一人で3400円分(税込)までは無料で飲み食いをすることができます。
また、追加料金を払えば3400円以上の飲食ができます。逆に3400円未満でもお釣りなどは出ません。
ここで考えてしまいそうなのが、旅行に行く人と二人で3400円分を使えないかということ。
お好み焼き屋でしたら、いつもは一人1700円も使えたら十分ですからね!
この点、プライオリティパスは基本的に本人のみの利用に限定され、同伴者の利用は別料金を支払わなければなりません。
同伴者も無料にしたいということであれば、家族用のプライオリティパスを発行しているクレジットカードがあります。
同伴者も無料にしたいのなら、こちらの記事で紹介をしているクレジットカードの発行を検討してみると良いですよ。
関空のぼてじゅうは同伴者に対して厳しく取り扱われています。
プライオリティパスの同伴者料金を払わなければ、同じ席で食べることができないことになっています。
仮に同席で食べられることになったら、プライオリティパスを持っていない人がドリンクだけを注文して、食べ物はシェアすることだってできますからね。
そうなればちょっと問題ですから、厳格なルールになっています。
なお、同伴者の料金は、プライオリティパスを発行するクレジットカードごとで多少の違いがあるようですが、32USドルが基本的な同伴者料金になります。
関空のぼてぢゅうでプライオリティパスを利用する方法
関空のぼてぢゅうでプライオリティパスを利用する方法を紹介します。
まずお店のエントランスで店員さんにプライオリティパスを利用したいことを伝えると、プライオリティ・パスと当日の搭乗券の確認をされます。
搭乗券ですが、国際線だけでなく国内線でもかまいません。
例えば国内線LCCの激安セールで購入したチケットでも利用することができます。
プライオリティパスは、専用の端末でカードをスキャンされ、その端末にサインをし、レシートをもらいます。
レシートの人数はしっかりと確認をしておきましょう。
勝手に人数を水増しして過剰な請求をする場合もあるのです。
実は私の知り合いのことですが、専用端末になる前ですが、韓国の金浦空港のラウンジで過剰に請求をされたことが実際にあったのです!
レシートに注意した後は食べたいものを注文です。
好きなものを注文をして、ドリンクや料理が運ばれてくることになります。
実際に飲み食いしたものです
関空から香港へ行く際に、実際にぼてぢゅうでプライオリティパスで利用しました。
いつもは関空ではKALラウンジを利用します。
KALラウンジでは、お酒はビールやワイン、ウィスキーなど種類もありますからね。
ただ、食べ物がおにぎりやパンなどしかなく、がっつり食べたいならぼてじゅうの利用がオススメです。
まずはウーロンハイ。
ビールの方が良かったのですが、少し予算オーバーをしてしまい精算が面倒なのでウーロンハイにしました
ビールは香港までの機内でいただくことにしましょう。
ぼてぢゅうコンビネーションサラダ。旅行中は野菜不足になりがちなので、助かりますね。
豚とキムチの鉄板焼き。大阪といえば粉もんですが、できるだけ健康のために粉もんを避けてます(笑)
それでもやっぱり最後はお好み焼き。お好み焼きというと私はやっぱり豚玉派です。こちらは元祖豚玉。
ぼてぢゅうはモダン焼きの発祥でもあるみたいなので、次回はモダン焼きか究極の豚玉をいってみたいと思います。
完食です。お好み焼きや豚キムチ小ぶりですが、サラダの量がけっこうあるのでお腹いっぱいになります。
隣で欧米の男性がお好み焼きだけ食べていたのですが、周りはプライオリティパスでがっつり食べる人ばかり。
日本人は皆、こんなに食欲がある奴ばかりなのかときっと思っていたでしょう(笑)
利用の際の注意点
プライオリティパスを利用すれば、お酒が一杯飲みたい人以外は、かなり満足するはずのぼてじゅうですが、ちょっと注意点もあります。
まず、入店の際の搭乗券ですが、KALラウンジはeチケットでも良いのですが、ぼてじゅうは搭乗券の提示を要求されます。
当初はチケットを見せることなく利用できたそうですが、その後だんだんと厳しくなってきて、現在は基本出発の搭乗券の提示を求めらます。
eチケットでも場合によってはまけてくれますが、今後はどうなるかわかりません。
エアサイドにあることから、到着の際にも利用できそうですが、出発の搭乗券を持っている時に限ります。
また、国際線だけでなく国内線利用でも大丈夫なので、ぼてぢゅうはプライオリティパスの利用者はどうしても多くなりがち。
利用者が多いですし、お店のオペーレーションの問題もあり長い行列になることが頻繁にあります。
店内に案内された後も、すぐにお好み焼きなどは出てこないので、出発前余裕を持った時間が必要はめちゃくちゃ注意しましょう。
少なくとも国際線なら、出発の2時間前、できれば2時間半以上前までにお店に向かいたいところです。
ぼてぢゅうで無料で得したからといって、飛行機に乗り遅れたら洒落になっていませんからね(笑)
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