釜山のインスタ映えスポットとしても有名な「甘川洞文化村」。
「韓国のマチュピチュ」なんて言われていますが、それはどう考えても盛り過ぎでしょうw
それほど釜山の市街地から離れていないですしね~
マチュピチュと比べると容易にアクセスができる甘川文化村ですが、タクシーならもちろん簡単に行けます。
しかし、公共交通機関を使ってとなると、少々ハードルが高くなります。
地下鉄とバスを乗り継いで、トイレはあるのかなと心配をしながら、甘川洞文化村に行ってきました。
甘川洞文化村とは?
甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)は、韓国釜山一番のインスタ映えスポットとも言われている場所です。
釜山の市街地からはかなりの坂を登って行くことになりますが、もともとは朝鮮戦争の際に行き場を失った避難民たちが、住居を求めて集落を作った甘川洞にある村です。
そんな集落が変化をみせたのが、2009年に始まった「夢見る釜山のマチュピチュ」という公共美術プロジェクト。
このプロジェクトによって、甘川洞文化村はカラフルでアートな町並みに生まれ変わり、今では多くの観光客が訪れるようになりました。
インスタ映えスポットとして大人気
甘川洞文化村に訪れる観光客ですが、どちらかというと若い年齢の人が目立つ印象です。
多くの人の目的になっているのが、インスタ映えする写真を撮ること。
カラフルな町並みと、多くのアーティスティックな場所があるので、SNSでウケが良く人気がますます上がっています。
こちらが特に人気みたいで、写真を撮るために長い行列になっていました。星の王子さまときつねです。
写真を撮るのにけっこうな時間をかけるので、最後尾まではかなりの時間がかかりそうでした(笑)10分~15分ぐらいかな…。
この隣で写真を撮るのが良いみたいです。
私はもちろん並ぶのは嫌なので、人が取り終わった後に、遠目からさっと撮影。
まあ、おっさんと星の王子様が並んでもインスタ映えしないですしww
その他では、ここもインスタ映えスポットとして、人気があるみたいですよ。
こんな場所もありました。
カフェやお土産屋もたくさんあるので、長い時間滞在するのも良さそうかな。
平日にもかかわらず多くの人で賑わっていまいしたから、その人気の高さがうかがえます。
トイレはある?
甘川洞文化村は実際に人が住んでいる集落です。
そのため、甘川洞文化村にトイレがあるかどうかは心配でした。
本家マチュピチュは、トイレがあまりないはずだし、海外は日本と違って、そこら中にトイレがあるわけではないので、けっこう困る時はありますからね~^^;
この時もチャガルチ駅にトレイがあったので、事前にトイレに行っておきました。
ただ、心配は無用だったようで、現地にはトイレのマークをたくさん見かけました
トイレの心配をすることなく、安心して写真を取りまくることができますね!
甘川洞文化村への行き方
甘川洞文化村は地図で見ると、南浦洞辺りからでもそれほど遠くないようにも見えます。
ちょっとしたハイキング感覚で、歩いて行くこともできなくもないですが、かなり坂が急なのでしんどいと思います。
甘川洞文化村には地下鉄が伸びていませんので、タクシーかバスで行くことになります。
タクシーなら言葉が通じなくても、漢字を書いたり、写真を見せることで運転手さんも理解してくれるでしょう。
一方バスは少々難易度が高くなります。
しかも甘川洞文化村に行くバスは、ハングルの表示だけの小さなバスなので、どこで乗り降りすれば良いのかなどがわかりにくいからです。
バスならお隣の中国の方がずいぶんと簡単に利用できます。
甘川洞文化村までバスで行くには、地下鉄1号線のチャガルチ駅か土城駅で降りて、バスに乗ることになります。
時間帯にもよるでしょうが、けっこうバスが混みあうこともあるので、行きはチャガルチ駅から乗って、帰りは土城駅で降りるのがオススメです。
チャガルチで乗った時はバスも空いていて座れたのですが、土城で多くの人が乗ってきてラッシュのようになりました^^;
チャガルチではこんな感じの車内が、土城からは満員の列車のような混雑!
混雑で写真を撮ることも難しいぐらいでしたね^^;
チャガルチ駅のバス停はこちらにあります。
地下鉄3番出口の階段を登ると、逆方向、この写真奥の看板があるビルの方向に向かいましょう。
しばらく歩くと大通りにぶち当たるので、渡らずに右に曲がります。
ほんの少し歩くとバス停があります。
バス停はこんな感じです。
このバス停から甘川洞文化村へは、以下の3つのバスが使えます。
- 1-1
- 2
- 2-2
ちょうど2-2のバスが来たので乗り込みます。運賃は1,100ウォン。T-moneyも使えました。
バスはハングル表記しかありませんので、どこで降りたら良いのか、さっぱりわかりません(笑)
甘川洞文化村のバス停はこんな感じ。
バス停には「GAMCHEON Culture Village」と英語表記もあります。観光案内の地図も。
ここで多くの人が降りるので大丈夫だとは思いますが、心配な人はこのバス停の様子を覚えておくと良いでしょう。
チャガルチ駅から、だいたい15分~20分程度だったと思います。
帰りのバスはこのバス停の向かいのバス停から乗っても良いですし、私はこのバス停から乗りました。
付近はこんな感じの場所です。観光案内マップで、行きで降りたところと別のバス停を使いました。
ここからバスに乗って、地下鉄土城駅のバス停で降りました。帰りのバスは空いていて楽々です。
バスはだいたい7分間隔で運行されているようなので、それほど待たずに乗ることができます。
甘川文化村に来る前までは、辺鄙なところで交通の便も悪いのかなと思っていましたが、十分に便利で驚きでしたね~
海外旅行に慣れていない人だと、多少難しいかもしれませんが、バス停さえ見つければなんとななるでしょう。
私もバスで全然違う方向に行って、途中で降りたことも何度もありますし、韓国でもオールハングルでさっぱりわからず適当に降りたという経験もあります。
公共交通機関を使うと、生活者目線で街を見ることができますし、甘川文化村までバスでぜひ行ってみてください。
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