【搭乗記】香港航空はLCCじゃないけど機内食や荷物を考えると使えます

香港航空機内食

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香港までのフライトは激戦区で、様々な航空会社が激しく争っています。

香港の航空会社というと、フラッグシップのキャセイパシフィック・キャセイドラゴンかLCCの香港エクスプレスが有名。

その他となると、ちょっとLCCと誤解されがちな「香港航空」というエアラインがあります。

格安航空会社に誤解されても仕方がないような、激安価格の香港航空の航空券が売り出されることもあるからです。

キャセイや香港エクスプレスの影に隠れがちな香港航空ですが、けっこう使える航空会社なんです。

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日本~香港を結ぶ路線は激戦区

日本と香港を結ぶフライトは、東京や大阪を発着するものを中心に数多くの便があります。

2019年の夏ダイヤの例で、羽田発だと。

出発日 便名 羽田発 香港着
毎日 全日空 NH821便 00:55 04:30
月土 香港エクスプレス UO33便 01:00 04:40
火水木金日 香港エクスプレス UO623便 01:00 04:40
毎日 香港エクスプレス UO625便 06:35 10:15
毎日 キャセイドラゴン KA397便 06:35 10:20
毎日 全日空 NH859便 08:50 12:25
毎日 日本航空 JL029便 10:00 13:45
毎日 キャセイパシフィック CX543便 10:35 14:20
毎日 キャセイパシフィック CX549便 16:25 20:00

次に成田発。

出発日 便名 成田発 香港着
毎日 キャセイパシフィック CX509便 09:15 13:10
毎日 香港航空 HX611便 09:30 13:30
毎日 全日空 NH809便 09:50 13:40
毎日 キャセイパシフィック CX501便 10:40 14:40
毎日 香港航空 HX607便 12:00 16:00
キャセイパシフィック CX517便 13:25 17:30
毎日 キャセイパシフィック CX527便 14:45 18:40
毎日 香港エクスプレス UO849便 15:45 19:40
毎日 香港航空 HX609便 15:55 20:00
毎日 キャセイパシフィック CX521便 17:15 21:20
毎日 香港エクスプレス UO871便 17:20 金土 21:40
月火水木日 21:15
毎日 日本航空 JL735便 18:10 22:00
毎日 全日空 NH811便 18:20 22:15
毎日 キャセイパシフィック CX505便 18:30 22:25
毎日 香港エクスプレス UO647便 19:25 23:15
月火水金土日 香港エクスプレス UO651便 月水金 20:25
日 20:35
火 20:40
土 21:30
月水金 翌日00:20
日 翌日00:30
火 翌日00:35
土 翌日01:20
毎日 ジェトスタージャパン GK23便 20:40 翌日00:35

最後に関空発

出発日 便名 大阪発 香港着
月水木金日 香港航空 HX617便 07:00 09:55
※毎日 ピーチ MM63便 08:50 11:45
毎日 キャセイパシフィック CX597便 09:15 12:20
毎日 キャセイパシフィック CX503便 10:00 13:00
毎日 香港航空 HX873便 10:20 13:45
※月金土 ピーチ MM65便 11:55 14:50
毎日 香港エクスプレス UO851便 月 12:45
火水木金土 12:45
日 13:10
月 15:50
火水木金土 15:55
日 16:15
火木土 エアインディア AI315便 14:10 16:50
毎日 香港エクスプレス UO687便 月火木土 14:50
日 14:55
水 15:10
金 15:55
月火木土 17:55
日 18:00
水 18:15
金 19:00
毎日 キャセイパシフィック CX595便 日 15:40
木 16:45
月 17:00
火水 17:20
金土 18:15
日 18:40
木 19:45
月 20:00
火水 20:20
金土 21:20
毎日 キャセイパシフィック CX565便 16:20 21:15
月木金日 ジェットスタージャパン GK63便 月金日 16:35
木 17:10
月金日 19:45
木 20:20
毎日 香港エクスプレス UO899便 17:30 20:35
毎日 香港航空 HX619便 17:40 20:55
毎日 キャセイパシフィック CX507便 18:00 20:55
毎日 キャセイパシフィック CX569便 18:30 21:45
月火木金土 香港エクスプレス UO863便 木 19:05
月火金 21:15
土 22:20
木 22:05
月火金 翌日00:20
土 翌日01:25
火土 香港航空 HX633便 19:15 22:30
毎日 香港エクスプレス UO689便 水木金土日 19:55
月火 20:45
水木金土日 23:00
月火 23:50
※毎日 ピーチ MM67便 21:00 23:55
キャセイパシフィック CX2503便 22:25 翌日01:15
毎日 香港航空 HX613便 23:00 翌日01:55

3空港合わせるとものすごい数のフライトがありますね。この他にも名古屋や福岡をはじめ地方都市からの便もあります。

香港航空は関空と成田から1日数便

香港航空は東京と大阪の他にも札幌市などの地方都市にも乗り入れていますが、便利なのは成田と関空。

成田と関空からは、上の表で赤く塗ったように1日数便が運航されています。

そして「香港航空」は、「香港エクスプレス」と混同されがちで、LCCと間違う人も多いようです。

実際、香港航空はフルサービスキャリアでありながら、LCC並の料金の航空券もみられることから誤解する人も多いのです。

私も関空を発着するフライト香港航空 HX613便を、激安価格で手に入れたので利用したことがあります。

当初は、香港エクスプレスを利用する予定でしたが、香港航空を安かったので選んだのです。

何ヶ月も前にチケットを購入したわけではなく、わりと出発直前に購入できたので便利でした。

香港航空を利用してみた

香港までは、香港エクスプレスやピーチなどのLCCを利用するのが、最も安く行く方法です。

LCCのセールを利用すれば、運が良ければ空港税込で片道10,000円程度でも行けます。

ただ、往復とも安いセールとなると、なかなか難しく結局は往復30,000円程度になってしまう時も多いと思います。

それで、香港航空を利用した時の料金の明細がこちら。

香港航空明細

この時は2名で行きましたが、航空券の料金自体は往復18,800円と激安です。

その他に、国内空港使用料が3,040円、その他諸税等が9,580円でコミコミの料金が、31,240円になります。

さらにサプライスの3,000円のクーポンを利用したので、結局は2人で59,840円と30,000円を切る気分的にも激安料金になりました。

LCCを激安で乗るためには、早い時期のセールを利用する必要が多いですが、そんな先の予定はどうなるかわかりません。

セミリタイア生活ならほぼ大丈夫なんですがね~(笑)

予定がまだはっきりしない段階で購入すると、それだけ行けない可能性だって高くなります。

用事ができて行けなくなると、激安セールチケットはたいていキャンセル不可・高額の手数料が必要ですからドブに捨てることになっちゃいます。

まあ、セールで買った激安航空券だから良いかという事になり、LCCの術中にハマりますw

今回の香港航空は出発のわりと間近で購入したので、キャンセルの可能性もより少なくなるので値段以上の価値はありますね。

香港航空は預け入れ手荷物は20kgまでOK

LCCはたしかに安いですが、それは大きな荷物がない場合です。

機内持ち込み手荷物の制限を超えるような場合は、預け入れ手荷物で追加費用が発生してしまいます。

その料金がけっこう高かったりして、結局はフルサービスキャリアが安かったという場合もあるでしょう。

香港航空は預け入れ手荷物は、20kgまで無料です。

私の場合も軽く10kgをオーバーしていたので、比較しても香港エクスプレスを利用するよりも香港航空が安かったはずです。

香港航空は機内食もつきます

LCCのほとんどが機内食がつかず、必要な場合は別料金になります。

LCCのオプションの機内食は、美味しくない割に高いです^^;

一方で香港航空は、フルサービスキャリアなので機内食はつきますし、ドリンクでビールを選ぶこともできます。

そんな香港航空の機内の様子。

赤が基調でちょっと派手目です。

関空路線では、エコノミークラスでも、パーソナルモニターもついていて好きな映画を見ることもできます。

やるじゃないか、香港航空!!

そして、LCCではつかない機内食。

香港航空機内食

まあ、一般的な機内食ではないでしょうか。

メインはこちら。生姜焼きに似た味で、普通に美味しかったです。

機内食メインディッシュ

日本路線ですから、うどんがつきます。クッキーのようなお菓子で口直しも。

うどんとお菓子

ドリンクはビールをお願いしました。

ワゴンにはビールが常備されていなかったのですが、頼めば持ってきてくれます。

ビール

銘柄は何か心配でしたが、青島ビールだったので良かったです。

ただ、冷えてないですけどね^^;

中華圏は飲み物を冷やすことがタブー視されるので、まあしようがないですね。

安いのにはそれなりに理由も

香港航空のチケットはLCCにも負けない激安価格でした。

ただ、安いのにはそれなりの理由がありましたけど。

その理由は、時間の不便さ。

行きのフライトは、関空を23:50に出発をして、香港には深夜3時20分に到着します。

まあ、考え方によっては仕事帰りの弾丸旅行にも利用できるので、良い時間帯ともいえますがね。

ちなみに香港空港到着時に、プライオリティパスを持っていればラウンジで仮眠を取ることもできます。

プライオリティパスを格安でゲットするならこちらの方法がオススメ。

プライオリティ・パスを最もお得に手に入れる方法 LCCでも空港ラウンジを使える神カード

プライオリティパスがあれば深夜到着でも安心ですね!

まとめ

香港航空はフルサービスキャリアなのに、空席状況によってはとても安い航空券もあります。

LCCではないので、預け入れ手荷物も20kgまでで、機内食もつきます。

香港からの帰りの便は、関空着22:50。

終電前ギリギリで、遅延さえなければ香港で最終日もしっかりと遊ぶ事ができて最高です。

ただし遅延さえなければですが。

私の時は、運悪く機材変更のため2時間程度遅延し、深夜バスで難波まで出る羽目になりました。

香港航空は昔は遅延が多かったらしいのですが、最近はけっこう優秀でした。

そのため、終電ギリギリでもなんとかなるかと思っていましたが、運悪く機材変更のため遅延。

ただ、本当に定時運航率も高くなっており、出発の前を何日もチェックしていましたが、それほど遅れはありませんでしたよ。

フルサービスキャリアの香港航空ですが、料金も割安でサービスも悪くないです。

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