ANAが東京/成田~ロシア/ウラジオストク線を、来年2020年3月16日に開設することが発表されました。
ロシアというと、少し前までは近くてもなかなか訪問するハードルが高い国でした。
それが特にウラジオストクについては、ビザが取りやすくなり、直行便も増え気軽に行ける場所になってきています。
ANAが就航することで、ますます行きやすくなってきたウラジオストクに夏の避暑地として特に注目をしています!
ANAがウラジオストクに来年就航
ANAが東京/成田~ロシア/ウラジオストク線を、来年2020年3月16日に開設することになりました。
日本のエアラインとして初めてとなるウラジオストクへのフライトです!
ANAの成田/ウラジオストク線、スケジュールを決定 https://t.co/Gs0ISXSjaQ
— FlyTeam ニュース (@FlyTeamNews) October 23, 2019
ウラジオストクというと「近くて遠い海外」というイメージが強かったですが、最近はその距離がグ~ンと縮まっています。
少し前までは直行便も少なく、ウラジオストクに行きにくかったのですが、ANAの就航も含めて日本からの直行便も増えました。
そしてANAの成田~ウラジオストク線のスケジュールも以下のように発表されています。
3月29日以降の基本のスケジュールです。
- NH883 東京/成田(13:35)〜ウラジオストク(16:50)月
- NH884 ウラジオストク(19:10)〜東京/成田(20:20)月
- NH883 東京/成田(12:15)〜ウラジオストク(15:30)金
- NH884 ウラジオストク(18:00)〜東京/成田(19:10)金
※就航から28日までは午前に成田を出発して、夕方ウラジオストクから成田に到着します。
- 東京/成田(11:00)〜ウラジオストク(14:15)月
- ウラジオストク(15:15)〜東京/成田(16:25)月
- 東京/成田(11:10)〜ウラジオストク(14:25)金
- ウラジオストク(15:40)〜東京/成田(16:50)金
どちらかというと、就航直前のタイムスケジュールの私のような非首都圏居住者なら良いですかね。
往路は伊丹~成田の国内線が使えて、復路もたぶんギリギリで使えるのか?
3月29日以降のタイムスケジュールなら、伊丹から成田へのANAの国内線の乗り継ぎは余裕で使えます。
一方帰りは同日乗り継ぎはダメで、遅延を考えるとLCCへの同日乗り継ぎもちょっと勇気がいります。
自分はSFCなのでANAに乗る価値はあるけど、たぶん運賃も高めだろうしウラジオストクへはANAを利用しないかな^^;
関空からウラジオストクへ
関空からだとロシアのS7航空がウラジオストクまでの直行便を就航させています。
ただあまり安くないので、ちょっと使いづらいし、経由便なら安い航空券もあります。
これとか
LCCのチェジュ航空ですが、総額で往復25,000円で行くことができます(≧▽≦)
大阪から東京への新幹線往復より安いですね~!
タイムスケジュールはこんな感じです。
行きも帰りもソウルで泊まる必要があります。
ただ、考え方によってはソウルの夜を楽しんで、ロシアのウラジオストクも楽しめるという一粒で二度美味しい旅行ともいえます。
チェジュ航空は、関空第2ターミナルからの出発ですが、自動チェックイン機で早めにチェックインをすれば、ここも利用できなくもないかな。
プライオリティパスを持っていればね。
第2ターミナルを行ったり来たりして面倒ですがね~ww
ピーチよりは早く自動チェックイン機でチェックインできそうですし、チャンスはありそうなので一度試してみたいと思います!
また仁川空港はプライオリティパスで利用できる豪華なラウンジがたくさんありますので、経由便の良さを味わえます。
ウラジオストクなど沿海州はビザの取得が容易に
ロシアといえば共産党独裁国家でビザを取得するのも大変でした。
しかし、ウラジオストクなど沿海州では簡易ビザ制度が開始され、自宅などから申請するだけでビザが取得可能になりました。
送られてくるPDFの電子ビザをプリントアウトするだけでOKなのです!
このように簡易な方法でビザを取得できる沿海州の簡易ビザ制度ですが、もちろん取得には一定の要件はあります。
- ウラジオストク空港、港、陸路(電車のみ)の3点から出入りした場合のみ有効
- ウラジオストクを含む沿海州の滞在のみ可。そのためモスクワやハバロフスクなど他都市へ行くことはできません。
- 入国予定日の20日~4日前迄に申請が必要
- 電子ビザはプリントアウトをして常時携行が必要(空港でチェックされたり、滞在ホテルでビザの有無も確認されます)
- 滞在は入国した日から数えて8日目まで(夜に到着しても1日目になるので実質は7日間)
4日前までの申請期限を切るとダメなので、忘れないように早めに申請をしておきましょう。
また、1文字でも違えば入国できないケースがありますので、十分に注意をして申請をしなければなりません。
まとめ
ANAのウラジオストク線は、保守的な日本の航空会社も沿海州の簡易ビザ制度などによって、両国の国民が行き来することが多くなってきたからでしょう。
ロシアのS7航空の航空券でもちょっと高めかなという印象がありますから、ANAも強気な価格になるかも。
格安でウラジオストクに行くとなると、ソウルを経由したチェジュ航空がオススメ!
経由便を逆手にソウルを観光したり、プライオリティパスを利用してラウンジをたくさん楽しめるのも良い点です。
ロシア沿海州の簡易ビザ制度で行きやすくなったウラジオストクですが、夏は避暑地として最適!
日本から最も近い欧州としてウラジオストクは今後注目を浴びそうです!
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