デルタ航空のスカイマイルは、デルタ航空や加盟アライアンスのスカイチームのエアラインを利用しなくてもマイレージが貯まります。
おなじみの人も多い神キャンペーンの「デルタニッポン500マイル」ですね。
ニッポン500マイルなどでコツコツ貯めたマイルはいろんな使い方がありますが、スカイマイルではJTB国内旅行券に交換できます。
国内ツアーなどに利用できるので、温泉旅館に泊まったり、家族や恋人などの旅行に使えて、マイルの無料航空券とは違う魅力があります。
ただ、スカイマイルと交換できるJTB国内旅行券は少々使い方が複雑なので注意が必要なんです。
このJTB国内旅行券を実際に使ってみた私が、使い方をまとめてみました。
Contents
スカイマイルを貯めて国内旅行に行ける
貯めたマイルでいろんなものに交換できますが、多くの人は無料航空券に交換しますし、それが一般的には一番お得な方法です。
デルタ航空のスカイマイルでも、国際線の航空券に交換できる以外にも、スカイマークエアラインズの国内線航空券に交換ができます。
国内旅行が好きな人にとっては、スカイマイルの無料航空券はうれしいのですが、スカイマイルでは他にも国内旅行に行ける方法があります。
デルタ航空では、マイレージプログラムでは珍しく、JTB国内旅行券と交換できるのです。
この旅行券はお得な国内ツアーに利用できたり、飛行機ではなく鉄道を利用するツアーにも利用できるのです。
国内旅行券なら、貯めたマイルでいろんな種類の旅行を楽しむことができますね!
しかもツアーならお得な場合も多いですし、何よりも便利で楽です(≧▽≦)
特典航空券と違って、移動手段の飛行機だけでなく宿泊のホテルにも利用できるのも良い点でしょう。
つまり、マイルだけでなく移動からホテルまですべての費用をまかなえ、完全にタダで旅行することだってできるんです。
JTB国内旅行券に交換できる会員
国内ツアーに利用できるとなると、多くの人が注目するでしょう。
しかし、実はデルタ航空スカイマイルの全ての会員がJTB国内旅行券に交換できるわけではありません。
交換できるのは次のような会員に限られます。
- シルバーメダリオン会員やゴールドメダリオン会員などの上級会員
- デルタスカイマイル提携カード所有者
上級会員はちょっとハードルが高いですが、提携カードを作るだけなら簡単ですよね!
一番安く条件を満たしたいというのであれば、「デルタスカイマイルJCBテイクオフカード」です。
年会費は初年度無料で、2年目以降も1,500円(税別)と負担が少ないです。
ただ、どうせならこの神カードを作れば、メリットも大きいので年会費以上の価値はあります。
いずれにしろ上級会員に自力でなるのは、ちょっとハードルが高めですから提携クレジットカードを作るのがオススメです。
旅行券を使える人は?
マイルの特典航空券は、2親等までの親族のように制限が設けられている場合があります。
デルタスカイマイルの場合は、特典航空券は誰でも利用ができますが、JTB国内旅行券についてはどうなのでしょうか?
JTB国内旅行券も誰でも利用できます。本人や家族の旅行に限るのではなく、恋人や友達でもかまいません。
ただし、実際に店舗で旅行券を使って支払いをするのは、原則本人がする必要があります。
会員本人が来店できない場合は、配偶者または二親等までの親族に限って代理で、旅行券を使って支払いをできます。
ただ、代理した人の写真付き身分証明書や委任状が必要と少々面倒です。
マイルの交換比率と交換の上限
スカイマイル特典のJTB国内旅行券は、10,000マイル=10,000円分の旅行券と交換することができます。
交換単位は、10,000マイル=10,000円分で、1月~12月までの年間の上限が30,000マイルになります。
1マイル=1円の価値となると、ちょっと価値が低い印象を受けますよね?
ただ、安価でお得なツアーを選べるのなら、もう少しマイル単価は上がります。
有効期限に注意
スカイマイル特典のJTB国内旅行券には有効期限があって、発行日から6ヶ月以内と短めなので注意が必要です。
また、6ヶ月以内に支払いをすますのではなく、ツアーの出発も期限内でなければなりません。
商品券は有効期限がないものもありますし、支払いベースではなく出発をする点も勘違いしないように。
発行日から6ヶ月以内なので、申込みからでもなく、旅行券が届いてからでもない点も間違いやすい点でしょう。
そして、申込みから旅行券が届くまでは、数週間かかります。
公式ページでは、約4週間~6週間となっていますが、そんなには遅くなく、私の場合は2週間ぐらいで到着をしています。
JTB国内旅行券が使える商品
JTB国内旅行券ですが、JTBでの支払い全てに適用されるわけではありません。
使えるのは「エースJTB」の募集型企画旅行になります。
旅行商品にが「募集型企画旅行」と「手配旅行」がありますが、ネットで予約するじゃらんや一休などは手配旅行専門の会社です。
一方募集型企画旅行は、旅行会社が旅行目的地および日程、宿泊や交通、観光などのサービス内容、料金をあらかじめ設定し参加者を募る旅行です。
私達のイメージでは、「企画ツアー」という感じでしょうか。
ツアーといっても、旗を上げて添乗員に行動する団体ツアーだけでなく、個人型のツアーもあります。
なお、JTBの店舗で置いている募集型企画旅行のパンフレットでも、「サン&サン」の商品は利用できません。
ネットの利用は?
旅行をするのに、旅行代理店に行かずにネットを利用するのが、常識のような感じになりつつあります。
マイルを利用して旅をするような人は、当たり前のように旅の予約をインターネットで行っているでしょう。
JTB国内旅行券の利用のためには、基本的にネットの利用はできません。
JTB店舗に置かれてるパンフレットの商品から、好きな旅行を選ぶという感じになります。
ただ、いちいち店舗に出向きたくないという人は、公式ページにはデジタルカタログがあるので、そこから商品を選ぶこともできます。
また、予約ですがネットでの予約も一応可能です。
ただし、上記ページで旅行商品の検索をかけても、そのほとんどの旅行商品はJTB国内旅行券を使えません。
そのため、現実的にはパンフレットで好きなツアーを選んで、メールや電話、店舗に出向いて予約をするという形になるでしょう。
私はメールで予約をしたよ
旅行の予約にはできるだけ時間をかけたくないですよね?
どのような旅行をするのかを考えるのはワクワクしますが、旅行の予約はサクッとしたいもの。
ネットで予約ができれば一番手っ取り早いですが、スカイマイル特典のJTB国内旅行券を使う場合は、メールフォームを使った予約が一番手軽ではないかと思います。
電話が好きな人は、電話予約でも良いでしょうが、予約センターの電話は混み合います。
どのみち店舗で国内旅行券を使うので、店舗で予約しても良いのですが、メールで予約することで宿や交通手段を早く確保できます。
なお、私はメールフォームの質問・要望欄にスカイマイルの国内旅行券を使いたいことを書きました。
国内旅行券を使いたいことを書くことで、仮に希望した旅行商品に空きがなくても、旅行券を使えない商品をすすめることはないと思ったからです。
どんな旅行商品が良いか
せっかく貯めたマイルで交換した国内旅行券を使うのなら、旅行のニーズに合い、なおかつ格安な旅行商品を選びたいですよね!
格安な旅行商品を選ぶことで、マイルの単価も上がりより有効活用ができます。
私が狙ったのは、こんな商品。パンフレットはこのような価格重視のものが、お得なものが多めです。
このパンフレットには、こんなツアーがあります。
宿泊のみのプランでも、ひとり11,400円~39,500円とかなりの幅があります。
狙い所は、カレンダーの赤の日程の「スペシャルデー」。
ツアーは通常人数が多いほど一人あたりの料金が安くなるものですが、この「スペシャルデー」の場合は、4名1室と2名1室が同じ料金だからです。
つまり、2人で行く旅行なら、お得度が高いです。なぜなら次に安いB日程では4名1室と2名1室の価格差は5,700円もあるからです。
宿泊のみなら2人で22,800円。
20,000円分の旅行券を使って、2,800円をクレジットカードで払えば良いわけです。
また、近鉄+宿泊のプランならひとり17,800円、2人で35,600円。
30,000円分の旅行券を使って5,600円をクレジットカードで支払いという感じです。
これで1泊2食付きの豪華ホテルに泊まれって旅行ができるわけですから、マイル価値も高くなるし、実際に使うお金も少なくてすみます。
3人以上の旅行となると、ネットで格安ツアーを予約したほうが、かえって安いものもありそうですし、旅行券を使うのもどうかなという感じがします。
ひとりの旅行なら、こんな旅行商品もあります。往復の交通と宿泊がセットされたツアーです。
飛行機を選ぶのなら楽天トラベルの「楽パック」と同じような感じのツアーです。
ただし、楽パックの方が条件によっては、かなり安くなりますので、旅行券を使ってのお得感があまりありませんが^^;
国内旅行が好きな方には、デルタスカイマイルのJTB国内旅行券もそれなりには使えますかね。
まとめ
デルタスカイマイルと交換できるJTB国内旅行券は、発行日から6ヶ月以内に出発するエースJTBの「募集型企画旅行」に利用できます。
ちょっと制約もありますし、支払いは原則本人が店舗に出向かないといけないのでやや面倒です。
マイルの価値をできるだけ上げて、国内旅行を楽しむならこちらの方法がやはりオススメです。
実際に予約したツアーに行った際に、どのようなツアーを選んで、どんなホテルに泊まったかなどは、またレポートしますね。
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